8月26日(火曜日)、箕面市青少年指導員連絡協議会(福田会長)より、原田箕面市長に「令和7年度危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」が提出されました。
この「危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」とは、箕面市青少年指導員連絡協議会が市民などに呼びかけて行った「危険箇所・問題箇所点検活動」で見つかった危険箇所・問題箇所をもとに、市に対しての改善要望をとりまとめたものです。
「危険箇所・問題箇所点検活動」は子どもたちがより安全に地域で過ごすことができるよう、箕面市青少年指導員連絡協議会が中心となって行うもので、40 年近く続く活動です。各小学校区ごとに、子どもたちを見守る多くの地域の方々、箕面市、警察関係者、子どもたちが一緒に校区内を歩いて回り、通学路や遊び場を中心とした危険箇所・問題箇所の点検活動を実施しています。市民と行政が連携して行う点検活動は、全国でも珍しい取り組みです。
市内の全ての小学校区(14 校区)において、通学路や公園など子どもの身近な場所に潜む危険箇所・問題箇所を点検した結果、道路のひび割れの補修や、一時停止や車に減速を促す路面標示の塗り直し、見通しの改善などに関する危険箇所・問題箇所の要望が601件ありました。
今年度の危険箇所点検について福田会長は、「今年度の件数は、校区によって増減はありますが、全体として昨年度よりも減少しています。市でできるところはすぐに補修等してくださったおかげかなと思っております。来年度も引き続き全校区で点検活動を実施できればと思います。」と話されていました。
箕面市青少年指導員連絡協議会では、危険箇所について市に改善要望書を提出するとともに、自分たちでできる改善は自分たちで行おうと、水難やちかんなどの注意看板や電柱巻の設置を行ったり、道路でよく見かける飛び出し注意の人形を設置するなど、改善活動も行われています。
また同日、箕面警察署長にも「令和7年度危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書(警察案件)」を提出されました。「令和7年度危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書(警察案件)」とは箕面市長に提出された改善要望書に記載された要望のうち、警察で対応されるものを抜粋してまとめたものです。今年度は信号機の新設や横断歩道の再塗装などに関する改善要望が178件ありました。
市では、青少年指導員の方々が市民のみなさまと子どもたちの安全を守るため点検活動を行い提出された改善要望書にもとづいて、改善にむけて調整し取り組んでいます。そして、12月をめどに箕面市青少年指導員連絡協議会へ経過報告、さらに来年4月をめどに結果報告する予定です。
<危険箇所・問題箇所点検活動のおかげで、箕面の子どもたちは守られているんだね!市民だれでも参加できるということなので、来年はみんなで参加できればモミ~