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箕面市立小中学校で実施されている「低アレルゲン献立給食」のレシピ本が発刊されます

2021年05月27日 | こんなことがありました!

大阪青山大学で健康科学部健康栄養学科の講師を務める蜂須賀のぞみさんが著者となり、箕面市立小中学校の栄養教諭や学校栄養職員が構成員である箕面市教育研究会食育部会の協力のもと、市立小中学校の給食で実施されている「低アレルゲン献立」を家庭料理として楽しめるレシピ本『箕面のおいしい低アレルゲン献立給食レシピ』を5月31日(月曜日)に発刊します。


「低アレルゲン献立」とは、食物アレルギーの原因となる食品をできる限り使用せず、アレルギーのある子もない子も同じ給食を食べられるように考えられた献立のことで、平成31 年1 月からすべての市立小中学校で実施しています。全国の学校給食では、子どもに食物アレルギーがある場合、その原因となる食品を除いた「除去おかず」を提供するなどの対応をしていますが、本人に正しく配膳されなかったり、おかわりをしたときに誤って通常のおかずを食べてしまうといった課題がありました。そのため、「除去おかず」の課題である誤配や誤食を防ぎ、多くの子どもが同じ給食を食べられるように、箕面市では献立そのものの低アレルゲン化に取り組んできました。


レシピ本『箕面のおいしい低アレルゲン献立給食レシピ』は、「低アレルゲン献立」を家庭での調理方法や分量にアレンジした55品のレシピを掲載しています。
栄養教諭や指導主事として学校給食に携わった経験のある蜂須賀さんが、栄養教諭や学校栄養職員と協力して家庭料理用レシピを作成することとなりました。
レシピの作成にあたっては、令和2年8月に栄養教諭や学校栄養職員と蜂須賀さんが共に、家庭料理版「低アレルゲン献立」を実際に調理することから始めました。学校給食では大量調理に対応する調理器具を使用していることから、家庭料理の場合にどのような調理器具を使用してどの程度の分量の食材を調理するのかという課題がありましたが、試作を重ね、家庭料理用の内容にアレンジしたレシピ55 品が掲載されることとなりました。


蜂須賀さんは、「学校給食をより多くの子どもたちに安心して食べてほしいという思いから、箕面市では低アレルゲン献立の給食に踏み出しました。この給食のおいしさを、ぜひご家族で一緒に楽しんでいただけたらと思っています。」と話しました。


■発刊について
・発刊日:5月31日(月曜日)
・価格:1,000円(税込) ※送料は別途請求
・部数:1,000部
・販売方法:同大学地域連携課の窓口にて受付
※箕面市内の小中学校や大阪府下の教育委員会への寄贈も検討中

 

<米粉ビーフカレー、とっても美味しそうだね~

 

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