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箕面市北部の止々呂美地区で「実サンショウのたる漬け」が行われました

2021年05月26日 | こんなことがありました!

箕面市北部の止々呂美地区で、実サンショウを長期保存するためのたる漬け作業が、たるの中に入り、足で踏んで漬け込んでいく昔ながらの伝統的な方法で行われました。


同地区では、「朝倉山椒」という大粒になる品種を栽培しており、同種は実が大きく香りも良いことから、高級品として古くから重宝されてきました。
実サンショウは収穫時期が短く、少しでも収穫が遅れると実の中の種が黒くなり、味が落ち出荷に適さなくなります。しかし、黒くなる前にたる漬けを行うことで、実サンショウの味や香りを損なうことなく長期間保存することができます。


収穫された実サンショウは、JA 大阪北部止々呂美特産物センター(下止々呂美424)で、直径約1.6 メートル、深さ約2 メートルの大きな木製のたるに入れられ、約2 年間塩漬けにされます。
止々呂美地区のたる漬けは、実サンショウと塩を足で踏んで漬け込んでいくという、昔ながらの方法が用いられています。
1 回につき60 キロの実サンショウと20 キロの塩をたるに入れて、約45 分程度踏みしめます。実サンショウを踏みしめていくと、周囲にサンショウの良い香りが広がります。
このたる漬けの作業は、5 月25 日から始まり、5 月27 日まで行われる予定です。


JA 大阪北部止々呂美特産物センターによると、大阪北部(止々呂美、豊能、能勢)の各支店から集められた実サンショウの集荷量は、5 月25 日現在、約400 キログラム程度で、そのうち約300キログラムの実サンショウがたる漬けされる予定となっており、注文に応じて順次出荷していきます。
また、たる漬けしない生の実サンショウの購入は事前予約で受け付けており、今年は終了しています。販売価格は1 キログラムあたり3,240 円(税込)です。


実サンショウのたる漬けを行った農家のかたは、「足で踏みしめるようにすると、実サンショウと塩がよくなじみます。醤油とお酒で炊くとさっぱりとした味付けのおいしい佃煮になるので、ぜひ試してみてください。」と話しました。

 

>佃煮にするとご飯が進みそうだね~

 

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