11月30日(土曜日)、第38回箕面市農業祭が、芦原公園で行われました。
好天に恵まれた当日。朝早くから箕面市内の農家さんが、とれたての野菜、新米、生ゆずや加工品を持ちよりました。
毎年好評の新鮮野菜の即売会は、約40分ほどで売り切れが続出するにぎわいでした。
はくさい、大根、こまつな、みずな・・・この時期に箕面で収穫される冬野菜が盛りだくさんです。
箕面市農業経営者連絡協議会など市内農家さんが生産された地場産農産物の販売を行う箕面産とれたて農産物市のほか、農産物品評会や朝市PRなど、箕面の農業を紹介する催しが行われました。
白や紅紫色の葉ボタン畑は新稲地域の師走の風物詩にもなっています。
11月末から12月にかけて、お正月飾りにも使われる葉ボタンが、出荷の最盛期を迎え、箕面駅前朝市でも販売される葉ボタンは農業祭でも人気者です。
大園同窓会箕面市部では、府立園芸高校の生徒の皆さんも一緒に参加し、学校で栽培した大根や白菜、ミカンなどを販売されました。高校生のみなさんも、大きな声で野菜の食べ方まで説明しながら販売していました。
石丸ヘルシーファーム朝市の皆さん。地域のお祭りでも振る舞われる自慢の豚汁は、石丸地区の畑で栽培されたサトイモや大根など具だくさんです。
毎週日・水・金曜日の朝8時から石丸朝市(萱野東小会館西100メートル)が開かれています。
止々呂美ゆず生産者協議会と箕面商工会議所の皆さん。
止々呂美地区の果樹園から新鮮な生ゆずが運び込まれ、きれいな秀品のゆずも特価で販売されました。
箕面特産実生ゆずの販売は勿論、農家さん自ら加工に取り組んだゆずソフトジャム、ゆずの香りがさわやかな美味しいコロッケ(ゆずるコロッケ)も人気を集めていました。
箕面森町で活動されているNPO法人とどろみの森クラブの皆さん。
止々呂美地区の山の手入れなどの活動をされています。箕面産間伐材を使った木工手作り教室は、子どもにいつも大人気です。
新潟県三条市の皆さん。越後三条の鍛冶(かじ)職人さんによる包丁研ぎ。
多くの方が日頃愛用の包丁を持ち込み、研いでもらっていました。
三条市の特産品の洋ナシ「ル・レクチェ」も大好評!洋菓子店ハートフルによるルーレクチェスイーツの試食販売も行われました。
稲わら無料配布では、順番待ちの長い列ができました。
家庭菜園をされている市民のかたは「野菜苗の霜よけに使います。なかなか手に入りませんからね。」と笑顔でおっしゃっていました。
稲わらは、白島地区の農家 岡村幸雄さんからご厚意でいただいたものです。
市内の不耕作地を箕面市が借り受け、農地として再活用する農業公社。
公社農園でとれた野菜は学校給食へ提供しています。
農業祭でも、その一部サツマイモがポテトフライとして販売されました。
農家さんと市民のかたがたをつなぐ農業祭!
農業祭では、箕面の農業を広く市民に紹介し、農業への理解や親しみ、ふるさと箕面への愛着をより一層高め、農あるまちづくりにつなげることを目的としています。今年も大盛況のうちに無事終了となりました。また、来年にご期待ください。
< 秋の味覚を満喫できたよ!