前回の全南戦と同じスコアでアウェー2連戦をモノにし、グループ単独首位に立った試合。居残りで見ていて、今回は現地組に軽く嫉妬してしまった。アズーリで見ていたのだけども、俺も行きたかった~と試合後に悔しがって見せた。祝日とかを挟んでいたら行けたんだけども。
ただ、試合内容を見ていると、簡単なことをややこしくしてしまったことへの尻拭いに終始していたな、とも考えられる。まあ、ルーカスが居なかったということもあるんだけども3-5-2でスタートした布陣が前半苦しんだ理由だと言えるだろう。こうした布陣へのお決まりの対策である、サイドへのボールの放り込みで1枚のDFをサイドに剥がされてしまうやり方を取られてしまう。今Jリーグの試合で3バックから4バックへの以降が試行されている理由というのは結局こうしたやり方でやられやすいからではないか?それでも、3バックの利点と言えば中央のスペースをゾーンで広くカバーし、2トップに対して一人余らせることができるということだが、それは中盤で自由にスペースを与えないようにラインをコンパクトにまとめるということが前提だと思うのだけども、今回は相手のお決まりの3バック対策に対して最終ラインが下がって対応せざるを得ない、後手に廻った状況。もっとも前半は間延びした広大なスペースを使ってプレーしたお陰でボールは前に運べるし、二川の同点ミドルもバイタルエリアが使えたからに他ならない。
後半、ルーカスを投入してから、ようやく本来の連動性を取り戻し、ラインを高く上げることができるようになった。ならそう考えるとルーカスが居なくても寺田を頭から使って4-4-2の方でも良かったんじゃないかと思うのだけども、寺田自身が試合ごとに出来不出来の差が激しいからそこまでカントクの信頼を得ていないからなんだろうな。この日の寺田も途中出場していたけども、オージーのフィジカルの前に思うように力を出せていないし、ミドルも宇宙開発。というかなぜ山崎と交代させたのかが理解できないわけで、それくらいこの日の山崎はよかった。スペースに飛び出してチャンスメーキングしていたし、ドリブルで攻め上がっての鋭いシュートを打っていた。あ、これってターンオーバーの布石という意味でのローテーションですか?試合には毎回フルには使わないというような。リバプールとアーセナルの3連戦でベニテスとベンゲルが主力をベンチスタートさせたような手を、カントクは山崎やルーカスに対しても行うようになったか。何と奥の深い用兵術・・・ということはありえません、ハイ。
そんなわけで、相手も後半に前半立ち上がりのような勢いが消えていたこともあってか、あまり攻撃に怖さはなかった。但しセットプレーを除いては。失点のうち2失点はセットプレーによるもの。2失点目は水本が押されているから納得はいかないのだが(この試合の主審は後半寺田が明らかに押されていても流していた)、それがこの試合の基準だとすれば、メルボルンではサッカーではなくラグビーの試合をしていたのかもしれない。3失点目は山口の高さを更に上回れていたのだから、敵を褒めるしかないのだけども。1失点目は少し藤ヶ谷が不用意な処理をしたところを押し込まれてしまった。だから不用意な失点というのに気をつけないといけないな、とは思う。
となると、次のホームでの再戦に向けては相手よりもむしろ、連戦でのコンディショニングと審判の笛に気をつけるべきか。ただ、ガンバの選手もリーグでの大分戦同様に審判の笛に後半はよくアジャストしてしっかり当たりに言っていたから、そこらへんは上手く対応して欲しいし、それが出来るしたたかさがあると言える。
ただ、試合内容を見ていると、簡単なことをややこしくしてしまったことへの尻拭いに終始していたな、とも考えられる。まあ、ルーカスが居なかったということもあるんだけども3-5-2でスタートした布陣が前半苦しんだ理由だと言えるだろう。こうした布陣へのお決まりの対策である、サイドへのボールの放り込みで1枚のDFをサイドに剥がされてしまうやり方を取られてしまう。今Jリーグの試合で3バックから4バックへの以降が試行されている理由というのは結局こうしたやり方でやられやすいからではないか?それでも、3バックの利点と言えば中央のスペースをゾーンで広くカバーし、2トップに対して一人余らせることができるということだが、それは中盤で自由にスペースを与えないようにラインをコンパクトにまとめるということが前提だと思うのだけども、今回は相手のお決まりの3バック対策に対して最終ラインが下がって対応せざるを得ない、後手に廻った状況。もっとも前半は間延びした広大なスペースを使ってプレーしたお陰でボールは前に運べるし、二川の同点ミドルもバイタルエリアが使えたからに他ならない。
後半、ルーカスを投入してから、ようやく本来の連動性を取り戻し、ラインを高く上げることができるようになった。ならそう考えるとルーカスが居なくても寺田を頭から使って4-4-2の方でも良かったんじゃないかと思うのだけども、寺田自身が試合ごとに出来不出来の差が激しいからそこまでカントクの信頼を得ていないからなんだろうな。この日の寺田も途中出場していたけども、オージーのフィジカルの前に思うように力を出せていないし、ミドルも宇宙開発。というかなぜ山崎と交代させたのかが理解できないわけで、それくらいこの日の山崎はよかった。スペースに飛び出してチャンスメーキングしていたし、ドリブルで攻め上がっての鋭いシュートを打っていた。あ、これってターンオーバーの布石という意味でのローテーションですか?試合には毎回フルには使わないというような。リバプールとアーセナルの3連戦でベニテスとベンゲルが主力をベンチスタートさせたような手を、カントクは山崎やルーカスに対しても行うようになったか。何と奥の深い用兵術・・・ということはありえません、ハイ。
そんなわけで、相手も後半に前半立ち上がりのような勢いが消えていたこともあってか、あまり攻撃に怖さはなかった。但しセットプレーを除いては。失点のうち2失点はセットプレーによるもの。2失点目は水本が押されているから納得はいかないのだが(この試合の主審は後半寺田が明らかに押されていても流していた)、それがこの試合の基準だとすれば、メルボルンではサッカーではなくラグビーの試合をしていたのかもしれない。3失点目は山口の高さを更に上回れていたのだから、敵を褒めるしかないのだけども。1失点目は少し藤ヶ谷が不用意な処理をしたところを押し込まれてしまった。だから不用意な失点というのに気をつけないといけないな、とは思う。
となると、次のホームでの再戦に向けては相手よりもむしろ、連戦でのコンディショニングと審判の笛に気をつけるべきか。ただ、ガンバの選手もリーグでの大分戦同様に審判の笛に後半はよくアジャストしてしっかり当たりに言っていたから、そこらへんは上手く対応して欲しいし、それが出来るしたたかさがあると言える。