大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2007亞冠賽 第一輪 阿拉瑪馬朗 1-3川崎正面 浦和紅宝石3-0佩西克

2007-03-08 00:14:42 | ACL/A3
ガンバは出ていなかったが、梅田のSことサポーターズフィールドにてACLを観戦。ちょうどこの日はナビスコや代表の試合などがないこともあってかACLを見る機会に恵まれた。

まずは、第一試合のアレマ・マラン対川崎戦。現地は30度を超す暑さと劣悪なピッチ条件(横パスでもバウンドしてしまう!)で川崎がなかなか持ち味を出せずにボールを前に運ぶこともできない。相手の後方からのタックルにかなり苦しめられたし、これが普段Jの試合で対戦相手に手を焼かせている川崎の攻撃なのかと首を傾げてしまう内容。だが、後半相手の足が止まったあたりから徐々にボールを支配するようになる。そして後半ミドルシュートをGKが弾いたところをマギヌンが押し込み勝ち越し。さらに終了間際に我那覇に替わって入った黒津が落としたボールを中村が決めて3-1で苦しみながらの勝利。この試合、スタジアムで相手サポで埋まり(なんか両手をクルクル廻して応援していたんですがw)、ピッチも劣悪で審判もファウルを流し気味という条件下にも関わらず川崎の選手たちはよく戦った。気がついたらいつの間にか川崎を応援していた(といってもACLだけですが)自分がいたのには驚いた。

この試合、関塚監督は我那覇に替えて黒津(昨年の最終戦でもセレッソを地獄に突き落としたからね)を投入して局面を打開したり、ACL要員で獲得した大橋を起用したりといった具合に交代カードを切ってきた。浦和と比べるとあまり選手層が厚いというわけではないのだろうが、勝つ試合の中でも黒津が途中出場で使えるという目処が立ったのだし、今後の試合に応じての交代要員を試すことができたとは思う。

それに比べて2試合目の浦和・・・オジェックは一体何をやろうとしているの?

浦和は当然のことながら大量点を狙いに言ったのだろうが、ワシントンはここ2試合がそうであったようにペナルティエリア付近でボールあまりもらえず、サイドに流れたり、下がってボールを受けたりしていたが、彼はマグノじゃないしねえ。マグノならそういう動きの他に前線から献身的なプレスを掛けてくれるんですが。右サイドはスカスカだったのでそこからは仕掛けられるんですがね。まあ、パス回しやサイド攻撃といったところにオジェック監督の意図が散りばめられているのだろうが、それにしても人もボールも動かないサッカーやってるな、ってつくづく思う。前半の2ゴールなんてペシクのGKのミスによって助けられたようなもの。

後半に入っても得点のニオイがしないためどないすんねん、と思いながら見ていたのであるが、ついに選手交代。ン、岡野?誰と替えるのかと思って見ていると、なんとワシントンだった。「え、オレを替えるの?」とワシントンが自分の胸を指していたのだが、明らかに交代には不満そうだった(画面には映らなかったが、交代後ユニを投げつけていたらしい)。まあ、今日のワシントンの出来ならば交代は仕方がないが、今後厳格なオジェックとは火種を残すのだろうか?

ワシントンが下がって岡野が入ることによって、レッズは天皇杯仕様のチームになっていった。すると、岡野が裏に飛び出すことによってチャンスを作りだし、伸二が自在にチャンスを作り出す。しかし、ネネよ、2回も好機があったのだからヘディングは決めようや。まあ、伸二にボールが廻ったりするとそれなりに楽しいのだが。ここで3点目のミドルシュートはご立派の一言。

しかし、26本シュート打ってたったの3点か。二桁得点とまではいかなくてももう少し点が入っても良かったというのが多分観戦していた人たちの共通した思いじゃないだろうか。

オジェックの采配であるが、去年のままでは行き詰る(事実、ワシントンはここまで無得点)為に今年から方向転換しようという意図は判る。ただ、選手起用についてだが、この試合彼は3人の交代枠をフルに使ったわけではない。相馬に替えて平川という意図は何だったのか?酒井を左で試すことは考えなかったのか?更に言えば、堀之内を試運転することは考えなかったのか?或いはDFを減らして攻撃の人数を増やすという交代は考えなかったのか?選手交代において、スーパー杯の時よりは選手が負傷から復帰しているとは思うのだけども、交代のテンポが随分と遅いような気がする。この辺りが、控え選手の使える目処をつけた川崎の関塚監督と選手交代において明暗を分けたように思える。

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