大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

水曜日はサッカーよりもハンドボールが気になってしまう

2008-01-28 12:46:02 | Weblog
「中東の笛」が引き金となって社会現象にまでなったハンドボールが再予選でかつてない程の盛り上がりを見せている。チケットはわずか40分で完売になったという。代々木といっても、バスケットなどをやっている第二ではなくキャパの大きい第一体育館の方が売り切れた事自体、世間的な関心の高さを物語っているだろう。

ハンドボールの予選と言えば、去年の9月にガンバの名古屋アウェーで遠征したついでに豊田まで足を伸ばして日本対UAEを観戦した。その時は当日券で入ったことを思えば、今回のチケット完売は自分が応援していた競技に関心が高まるのが嬉しい反面、今の盛り上がりの半分程度でも去年の9月にあれば、違った結果になったかもしれないという気持ちが入り混じって複雑な心境ではある。

それはハンドボールだけでなく、去年の8月に徳島で行われていたバスケットボールの五輪予選もそうであった。シャンソンでプレーするために帰化までした、ハ・ウンジュが韓国に戻って韓国籍を再取得して韓国女子代表でプレーしたために、日本女子は制空権を支配されてなす術がなかった。この時のメディアの取り扱いもハンドボールと同様に小さく、世間で関心を集めることがないまま、男女とも予選で敗退してしまったのであった。

だからこそ、今回の日韓戦で勝つことは大事なんだけども、それと同時に大事なのは、今回の熱を一時的なもので終わらないことを願ってやまない。たとえ勝てなかったとしても一人でも多くの人が現場で、そしてテレビを通じてハンドボールの面白さを感じ取って欲しいと思うし、それがきっかけでハンドボールの人気が普及すれば将来的には日本が強くなって五輪出場という可能性も出てくるし、サッカーと一緒に同じクラブの中でやる可能性も開けて来るかもしれない。競技としても極めてサッカーに近いわけであるから、サッカーが好きな人ならハンドボールだって見ることができるはずだ。もっと言えば、Jリーグの本来の理念というのは、ハンドボールやバスケットや野球などの他の競技も取り込んだ上での地域型スポーツクラブを創設することにあったと記憶しているのだが、今のところ他の競技にも手を広げているのは新潟ぐらいしかない。

従ってここは一人のサッカー好きでありながら、いやだからこそ水曜日は親善試合でしかない岡田ジャパンの試合よりもハンドボールの日韓戦に注目してみたいと思う。


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