ギターは、ソロの他に伴奏も得意。しかも和音も簡単だから、どうしてもサブに回る事に成る。ソロ楽器の奏者の心意を汲み取り相手を如何に引き上げるかは、その辛い伴奏で学ぶ。特に、歌い手や呼吸楽器の奏者は曲の気持が入り安いから伴奏もウルサイっ!結構絞られて辛い。だからこそ、学んだ術がある。そんなアンサンブルは、バイク乗りにもある。複数で駆る時は、常に前者のミラーの中に写り、後者との距離を計り理解しやすい駆り方が大事。走行中は、声が通らないからミラー越しの体表現で伴走しないと危険である。合致の極めである。
楽器もギターの様な木の楽器は、かなら神経質。まして、オイラの楽器はどれもが30年前のビンテージギターだからかなり敏感。湿気が一番面倒で、その他気温・風に因り音質はドンドン変わる。弾きながら変わる。でも演奏中で止まれない、そこで術が身に付いた。弦を押さえる左手指で張度を計りながら一曲を耐える。一曲耐えれば、調弦が可能だからその間の四・五分を耐える。これ弦楽器奏者の得ている術です。まして弦楽器は、調弦が自由だから他の楽器との合奏時にも他に合わせる。自分が変わる事で人と合わせる。その姿勢も楽器で学んだ。