目次を読んでいくと、筆者の想いが簡潔に書いてある。目次には、口説口説と内容は書いていない。目次だから当然なのだが簡潔に箇条に成っていて、コピーライター(文案家)の如くおおよその事柄が判る様な標語状態で進んでいる。読んでいくと、よくこの言葉が出たなっ！と感心する箇条書きが沢山ある。流石にモノ書きだが、最近は目次にも填っている。何か、モノ書きの文造りの集約に思える。他の事柄(趣味)等では、ナカナカ無いですなっ！音楽では頭出し、料理ではサンプルやメニューではあるが、なんか半端である。目次は、その点凄い。
往年の水泳オリンピック代表選手の方が亡くなった。よくテレビで言っていた弁、「老いて生きるのはよい、だが、目的を失い生きるのは怖い」と。その通りだ。何れは誰もが老いて活動に不自由はするであろうが、老いる前から何かを見付け続けていれば、衰えながらも生き甲斐と成るし別な方向も産まれてくる筈。バイクだって何時迄も乗っていられる訳でもないが、小旅行の内に何かを探せる。今は、そうして人生の目次を辿っていると思えば、目次は面白い。読書も毎日欠かさずしているが、目次をよ～く読んでいるだろうか？目次に発見がある。