常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

ホウレン草

2013年04月17日 | 農作業


6時から畑。気温が上がって、5℃もある。畝作りと除草した草を集める。冬を越したホウレン草が、新葉を勢いよく伸ばしている。畝にかかる部分のホウレン草を収穫する。ニラは昨日に続いて収穫。一番とりのニラは柔らかくて、とにかく美味しい。

牛蒡を植えるための畝は少し深く掘り起こすのので、スコップを使う力仕事だ。きょうは半分だけにした。畑の滞在時間は、2時間半というところだが汗がでる。作業は単純だが、これから土作りをしながらの種を撒く畝作りは、結構創造力を働かせならの作業だ。去年までは、美味しい野菜のことだけを考えいたが、今年は少し組み立てを考えている。意外と面白さがあるような気がする。

ホウレン草はアカザ科の一年草だが、コーカサスを原産地とする東洋種が江戸時代から栽培され、明治になって楕円葉の西洋種が栽培されるようになった。この2種を交配した雑種が多数ある。戦後アメリカ漫画の「ポパイ」がブームになったが、この漫画がホウレン草普及に大きな影響を与えたらしい。ポパイのエネルギーのもとがホウレン草であったから、栄養価の高い野菜というイメージが与えられたのである。

事実ホウレン草100gには、ビタミンC35mg、B10.11mg、B20.20mg、鉄2.0mg、カリウム690mgのほかルテイン、βカロチンも多く含んでいるので、身体によい食べものであることはまちがいない。西洋種は柔らかいが、根の赤い東洋種は日本古来の味として珍重されてきた。

まだ寒き茎の赤みやほうれんそ 植   蘭

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