梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

赤木氏を犬死させない為に

2021-06-24 10:46:56 | 雑記
文書改竄の指示命令に悩み自ら命を絶った近畿財務局元職員の赤木俊夫氏が残した
赤木ファイルが大阪地裁の要請を受けてやっと出て来た、
政権におもねる裁定が多い中大阪地裁の踏み込んだ裁定は賞賛する、
しかしこの裁判では最初財務局はファイルの提示を拒んでいる、
佐川財務局長の有罪は確定しているのに拒むと言う根本的な理由は無い、
だからこそ今回の裁判所がそういう裁定をだし、財務局も従わざるを得なかった訳だ、
抗弁する事が不可能の事を承知の上で提示を拒否しているのはあまりに傲岸無恥だと言える、
廃棄されて居たらこれは証拠隠滅にあたるのではないのか、提出しただけでも良しとするか
しかし、160ページに上る文書のいたる所は黒塗りでかつ、「別添え資料によって局長説明を行った」と言う様な文言に当然ついていた筈の添付書類がついていなかったりと往生際の悪い対応だ、
これは裁判沙汰である、地裁が出した裁定に胡麻化し続ける意味は恐らくない
この状況から「黒塗り」と「添付書類不提出」を正当化できる抗弁が出来るとは思えない
本当に腐りきった連中の中で悩み抵抗し、終には命を絶ってしまった赤木俊夫氏の思いは想像の範囲を超える、
このファイルを見て未だに全容を隠蔽しようとしている連中の人間性を疑うだろう、
「良心は無いのか!」など端から言う気はない、此の輩には世間一般で言う「良心」などと言うものは恐らく噴飯ものの存在なんだろう、
それが政府の人事権に対する対抗隠蔽(忖度とはあくまで思いやりである)であれば公人の人事を自らの権益に沿わせて権利を施行する政府そのものの罪である、
無論この連中に「良心」を期待するのは古い言い方だが「太陽を西から上がらせる」位馬鹿げた望みだ、
一切の良心良識を持っていないだろう輩に国と国民を丸投げしている状況を本当に何とかしなければならない、
それでなければ真の「赤木ファイル」の意味がなくなり赤木俊夫氏の自殺が犬死になってしまう
安倍内閣の功罪はこの間にあまりに多くの汚濁を残している、その為には野党は力を合わせて貰いたい、
政権を取ったらと言う事は取れそうな図式をこしらえてからしか言ってくれ、自民党政権の打倒が第一義だ、