会社の近くに花韮が咲いている、最近街中でよく見かける様になった、もしかしたら自分が気が付かなかっただけかもしれないが道路脇の植込みの中に小さな花をつけているのに気がついたのは数年前だった気がする、いやそうでもないか10年以上前に住んでいた家の近くで見た時にこの名前を調べていたのを思い出したので花韮自体はその頃から知っていた筈だが最近とみに見かける気がする、色は白と青、少し紫掛ったものとあるがこの辺で多く見るのは薄い青色で白咲も並んでいたりするので混雑種かもしれない、
韮は野菜だと思っていたら意外と可憐な花が咲く、ただし葉の方は食べるには向かないらしい、やはり十数年前に浜松に居る姉の所に行った時に北側の庭に茗荷が蔓延っていて姉に「季節は新鮮な茗荷が喰えるな」と言ったら「私もそう思ったんだけど大家に聞いたら“花茗荷だから芽は出ても喰えんよ“言われたよ」と言っていた、
(花茗荷なんて種類が有るんだ)と思ったものだったが意外と観賞用の野菜の花が有るもんなんだな、まあ特別に観賞用ではないが野菜の花も改めて見ると可愛い花が咲く、
前にテレビドラマの名前にあったが大根の花は線路脇や道路の土手に植えてある事が有る、
菜の花より少し前だが同じ仲間だから両方とも種をばら蒔きにしておくと隙間なく割いてくれる、茄子の花とジャガイモはやはり同じ仲間だから似たような花を咲かすが茄子はそのまま紫の花だ、ジャガ芋は白と紫の2種類がある様だが暖かいところと涼しい所で違う色の花が咲く、かぼちゃときゅうりはやはり瓜の仲間と言う事だろう、大きさが違うかかなり似た花が咲く、
栽培野菜の花だが鑑賞に堪えそうな花はオクラと冬瓜だ、オクラの花は房総の中央部の畑で見たのは花の直径が大人の掌位あって実に奇麗だった、あのまま出来るなら鉢植えかなんかにしたいところだがたぶん露地でないとああはいかないんだろうな、
冬瓜の花はいわゆる「夕顔」の花だ、これは本当に見事な花で大輪で真っ白だが一晩でしおれてしまう、花が大きく柔らかなので畑の様に露地に這っていれば良いのだが花を観賞しようと棚作りにしたらちょっとした風で花が首の所から折れてしまった。
野菜の花とは逆に「食べる花」と言う種類もあるそうだ、南房の花畑では花の料理も饗されているらしいが私の子供の頃は「食べられる花」は腹の足しである、まさしく「道草を喰う」のである、つつじは紫と黄色が食べやすい、味の話では無い、ほとんど味らしい味はないのだ、それ以外のつつじは花額の部分に細かな毛が生えていて少々粘液風の手触りなので「食感が悪い」のだ、春先にあぜ道に生える草の穂でまだ苞に包まれた時に食べたのは「つんばな」と言っていたが何だったのだろう、
花ではないが今時分より少し前だと「いたどり」が有る、(漢字が出ない虎杖と書く、スカンポ)これは結構美味しい、いまでは山菜になるそうだが何所にも生えている、5月を超えるととても想像がつかない形になるがまだ葉が付かないうちは結構いける、
山グミも野苺もいくらでもあったので学校の帰り道も帰宅後も遊びながらあるいはそれ自体が目的の遊びになったが今の子供はそんなものは採らないんだろうな、
花を見るだけの野菜と食べる花と時代なのか、場所なのか、
韮は野菜だと思っていたら意外と可憐な花が咲く、ただし葉の方は食べるには向かないらしい、やはり十数年前に浜松に居る姉の所に行った時に北側の庭に茗荷が蔓延っていて姉に「季節は新鮮な茗荷が喰えるな」と言ったら「私もそう思ったんだけど大家に聞いたら“花茗荷だから芽は出ても喰えんよ“言われたよ」と言っていた、
(花茗荷なんて種類が有るんだ)と思ったものだったが意外と観賞用の野菜の花が有るもんなんだな、まあ特別に観賞用ではないが野菜の花も改めて見ると可愛い花が咲く、
前にテレビドラマの名前にあったが大根の花は線路脇や道路の土手に植えてある事が有る、
菜の花より少し前だが同じ仲間だから両方とも種をばら蒔きにしておくと隙間なく割いてくれる、茄子の花とジャガイモはやはり同じ仲間だから似たような花を咲かすが茄子はそのまま紫の花だ、ジャガ芋は白と紫の2種類がある様だが暖かいところと涼しい所で違う色の花が咲く、かぼちゃときゅうりはやはり瓜の仲間と言う事だろう、大きさが違うかかなり似た花が咲く、
栽培野菜の花だが鑑賞に堪えそうな花はオクラと冬瓜だ、オクラの花は房総の中央部の畑で見たのは花の直径が大人の掌位あって実に奇麗だった、あのまま出来るなら鉢植えかなんかにしたいところだがたぶん露地でないとああはいかないんだろうな、
冬瓜の花はいわゆる「夕顔」の花だ、これは本当に見事な花で大輪で真っ白だが一晩でしおれてしまう、花が大きく柔らかなので畑の様に露地に這っていれば良いのだが花を観賞しようと棚作りにしたらちょっとした風で花が首の所から折れてしまった。
野菜の花とは逆に「食べる花」と言う種類もあるそうだ、南房の花畑では花の料理も饗されているらしいが私の子供の頃は「食べられる花」は腹の足しである、まさしく「道草を喰う」のである、つつじは紫と黄色が食べやすい、味の話では無い、ほとんど味らしい味はないのだ、それ以外のつつじは花額の部分に細かな毛が生えていて少々粘液風の手触りなので「食感が悪い」のだ、春先にあぜ道に生える草の穂でまだ苞に包まれた時に食べたのは「つんばな」と言っていたが何だったのだろう、
花ではないが今時分より少し前だと「いたどり」が有る、(漢字が出ない虎杖と書く、スカンポ)これは結構美味しい、いまでは山菜になるそうだが何所にも生えている、5月を超えるととても想像がつかない形になるがまだ葉が付かないうちは結構いける、
山グミも野苺もいくらでもあったので学校の帰り道も帰宅後も遊びながらあるいはそれ自体が目的の遊びになったが今の子供はそんなものは採らないんだろうな、
花を見るだけの野菜と食べる花と時代なのか、場所なのか、