安倍総理が衆議院の解散を決めた、このタイミングでそうするのはこの選挙に自信を持っているか或いは此れ以上遅らせたらもっと勝率は落ちると考えたのか、しかし今の野党に解散させるだけの議席は無いとすればやはり今のままでは支持率の低下を避けられないと言う事で解散再選を果たして国民の評価を得たと言う免罪符が欲しいのだろう、
しかし世論の殆どはアベノミクス等と言う物を信じて居ない、此れを煽っているのは産業界と官僚達位だろうが残念な事に対抗するだけの野党が居ない、烏合の衆どころかまるで雀の餌争奪戦の様な有様だ、此処数回の国政選挙はずっとそんな事が繰り返されている、この情けない現実をどうすればよいのか、
アベノミクス等と言う言い方はマスコミが海外のニュース番組から拾ってはりつけた造語でしかない、「大胆な改革」と言うのはやる方の言う言い方で客観的に言えば「乱暴な・・」と言う事に他ならない、そしてその「乱暴な政策」は当然と言うべきほころびが出ている、海外から「アベノミクスは評価され継続を望む声が」と言うが海外の期待は為替、投資を代表する「ファンド」の声でしかない、ファンドが望むのは「安定」では無く「乱高下」である、それを期待通りに演出してくれればそれは良いだろう、日本の経済通で有る官僚や商社がそんな事の気がつかない訳は無い、尻馬に乗って自ら手にする金額だけに目が言っているのだろうが金の卵をうめる鵞鳥はは既に瀕死で有る、餌を与えないで卵をずっと産ませようとしてもそんな事は無理に決まっている、
鵞鳥の体力が落ちていて卵が余りうめなくなったなら先ず休ませて栄養のある餌を与え体力の回復を待つのが常道だ、そうすれば鵞鳥だって卵を摂られても満足して生み続ける事が出来るのだ、海外のファンドは日本の鵞鳥が生まなくなれば他の鵞鳥を探して来るだけだ、せめて日本人は大事に育てる程度の努力をすべきだろう。