『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[与党民主党考・5 「溢れ出す問題群」]

2009-10-03 09:46:53 | 保守の一考
☆ちょいと忙しく、でも、多くの<民主党問題>が噴出しているので、それを羅列し、一言コメントしておく。

   ◇

   ・外国人参政権

 これが一番恐ろしい。

 実質的に日本が、他民族に乗っ取られる端緒となる。

 日本の一部分の、「三国人」が密集して生活している場所から、「三国人」利益誘導型の政治家が生まれるのである。

 やつらは、イナゴのように、日本の国土を蹂躙していくだろう。

 これについては、そのうち詳しく書くが、早速、公明党が民主党と連携を模索し始めているのが、分かっていただけに呆れる。

 公明党が、何で、外国人参政権導入に積極的かと言うと、半島、ひいては大陸での創価学会の布教とバーターだからである。

   ◇

   ・夫婦別制導入
 
 「個々の自由」と言う表面上の理由でなく(それだとイメージで悪くなく思えてもくる)、また、システム上の不便の問題でなく、生活上の心情の問題として考えると、これが、日本人の生活の根幹を破壊する制度だと分かる人もいよう。

 「分かる人もいよう」と書いたのは、私は、今回の民主党政権の誕生で、世の中にはバカばかりだと認識したからだ。

 「民意」とは「衆愚政治」と見つけたり。

 鳩山総理は、そんな「衆愚」に平身低頭し、自らの政権を維持するのだ。

 ただ、鳩山総理が、オリンピック開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)の最終総会の招致演説にコペンハーゲンまで出張ってくれたのには素直に感謝したい(残念な結果だったが)。

 話を戻す。

 私が言いたいのは、世の中には<例外>があるって言うこと、「夫婦別姓」が必要なほんの一部の人たちもいる。

 しかし、それを前提に社会制度を改革すると、他の大部分の国民の生活がグダグダに崩れていってしまうのである。

 <例外>には、それ相応の救済策が施されているし、それが不備ならば、そこでのシステム上の微調整を必要とはする。

 <例外>を通すには、どうあってもリスクが伴うのは、自分を含めた個々のアビリティーを考えても致し方ないことだ。

 ・・・と、こうして話しても理解できない人がいる。

 色んなバカがいる。

 私は、選挙を棄権するバカならばいいと考える。

 一番悪いバカが、「考えることのない素直なバカ」である。

 耳にした一言のイメージで、民主党に一票^^と、投票所に向かうのである・・・。

   ◇

   ・子供手当て

 長妻厚生労働大臣は、来年度から支給を行う「子供手当」法案について、法案の審議に時間がかかることが予想されることなどから、今季の臨時国会ではなく、来年の通常国会に提出するつもりなのだそうだ。

 正直、多くの一般家庭の親御さんは、これが目当てで投票した。

 この支給には、その財源確保をはじめ、多くの問題がある。

 結論から言うと、初年度は、「無駄」と民主党が強弁する大規模公共事業の中止などから財源をひねり出すだろう。

 しかし、最終的には、この「子供手当て」は、国民の・・・、つまり、多くの一般家庭の親御への税金徴収から賄われる。

 まあ、目の前の現金をよしとする家庭も多かろう。

 ならば、その、自分らに投票してくれた喫緊の法案の審議の先送りを何でしちゃっているのか?

 簡単である。

 国民に納得して説明できる「財源」がないのである。

   ◇

   ・八ツ場ダム建設中止

 それを掲げて投票してもらったんだから、中止もやむなしだろう。

 でも、紆余曲折あって賛成するに至った現地の住民にしてみたら、それは辛い結果で、

 また、自民党へのアンチテーゼで躍進した民主党の指向は、「マイノリティーへの過剰な同調によるマジョリティーからの賞賛」にあるが故に、現在の混乱は、苦しいだろう。

 でも、これも、中止により被害を蒙った住民への「ばら撒き」で解決するだろう。

   ◇

   ・西松建設ダム建設快調!

 民主党の小沢に多額の献金して見返りを億倍にして返してもらっている西松建設!

 そのダム建設はとても順調です^^

   ○西松建設受注・東北のダム(『どっと公務』サイトより転載)

       津軽ダム(工事中)
       森吉山ダム (工事中)
       鳥海ダム(調査中)
       胆沢ダム(工事中)
       長井ダム(工事中)
       田川ダム(調査中)

 だって、いきなり中止しちゃったら、西松より金を恵んでもらっている小沢総・・・、じゃなかった、建設に賛成している近隣の住民の生活に支障が出てしまうから^^;

                                     (続く 2009/10/03)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[映画『カムイ外伝』を観た]

2009-10-01 23:59:00 | 物語の感想
☆遅ればせながら、観て来ましたよ^^

   ◇

 私は、『カムイ伝』は小難しいので読んでいないが、『カムイ外伝』は、昔から愛読していた。

 でも、途中から、絵が漫画調から劇画調になったのが気に食わなくて、劇画調になってからの四巻以降は古本屋に売ってしまった。

 でも、「変移抜刀霞斬り」が破られる物語は、劇画調になってからなんだよね。

 予告編で「変移抜刀霞斬り」や「飯綱落し」は再現されているのが分かったけど、「変移抜刀霞斬り」が見切られた後にカムイが開発する「十文字霞崩し」は見られるのでしょうか?

 ・・・と、ここまでの文章は、見る前に書いた^^;

   ◇

 結論から言うと、「十文字霞崩し」、見ることが出来ました。

 ただ、ナレーション付きの作品なのですが、他の必殺技には説明があったのに、クライマックスのこれには解説がなかったのが、寂しいやら、それで良かったのかもやらの心境でした。

 ・・・この作品は、私が閲覧する映画レビューブログの悉くで酷評でしたが、私は非常に面白かったです。

 松本ケンイチが芸能界で妙に評価が高いのが納得できないが、見事にカムイであったと思う。

 特に、やぶにらみの視線がいい。

 皆さんは、作品におけるワイヤーアクションや、粗の見えるCG技術に難色を示していましたが、

 私は、あまり、ワイヤーアクションの作品に縁がなかったので、たまに、このような作品を見ると、非常に新鮮で面白いのである。

 また、CGも、わざとに色調を鮮やかにしたり落としたりと加工していたので、それほどは気にならなかった。

 『GOEMON』(クリック!)に比べたら、作品全体が「王道」をいっていたと思いますよ。

 ここで言う「王道」の作りとは、地に足の着いた作りであることを言っている。

 冒頭の、抜け忍・カムイの追忍との戦いなどは、白土三平の忍者マンガをカタログ的にちゃんと紹介してくれていて嬉しい。

 と思うと、かつての郷友の「くのいち」のケレンある役柄など、現代的で面白い。

 そして、物語は本題に入って行く。

 かつての抜け忍・スガルを演じるのは小雪で、彼女がこんな役をできることに感心しつつ、記憶の彼方の、マンガでのスガルのイメージに近いような気もした。

 確か、マンガ版では、弟に乳首を吸わせ、小雪・・・、じゃなかった、スガルがふとカムイを振り向き、「あんたも吸っていいんだよ」というシーンがあったと記憶しているのだが、小雪にそれはさせられないようだった^^;

   ◇

 他のブロガーがこの作品を酷評したのが分からない私は、スガルが所帯を持っている漁師の村のセットが見事だったので、それでも感心したし、

 スガルの夫である半兵衛が、領主の愛馬を殺してまで手に入れた蹄から、ルアーを作るという、この作品の注目どころであるアクションシーンとは全く違う場面で、妙に引き込まれるのだった。

 半兵衛の屈託なさや、その埴谷雄高の小説の主人公のような奇声は、いかにも白土作品ぽいし、

 村人たちの徒党の組み方もまた、いかにもで良い。

 いちお、サプライズらしいので、詳しくは書かないが、上忍の化けていた老人など、白土作品の各所で出てくるキャラを踏襲している。

 「変移抜刀霞斬り」を破ったフドー(伊藤英明)は、外見は違うが、白土作品的な表情をうまく演じていた。

 序盤の、領主が鹿を射るシーンとモンタージュされた、追忍の矢がカムイを狙うシーンなど、表現が効果を発していない、分かりにくいシーン(破綻一歩手前のドラマツルギー^^;)などが多々あれど、私は概ね満足した。

 戦いのさなかに、ふと、自然の生物の営みが挿入されていたりも、原作の雰囲気を大切にしていて良い。

 また、戦いとして洗練されていたマンガ版だが、この映画版においては、カムイが力尽くで、地面を転げながら戦う姿にリアルを感じさせられた。

                                      (2009/10/01)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする