☆忙しいので、短い感想です、スンマソン。
私は、この作品の「中くらいの謎の構造」を、あまりにも煽るかのような宣伝のやり方に、やや不満を抱きながら観た。
観る前から、監督がスコセッシである限りにおいて、あまりにも非現実的な物理トリックはなかろうと思っていたからだ。
その、あまりにも大げさな予告編を観て、
私は、ああ、これは『シックス・センス(シャマラン監督)』か、最近では『パッセンジャー(アン・ハサウェイ主演)』・・・、もしくは、『エンゼルハート(ミッキー・ローク主演)』だな・・・、と思っていたら、結果、やや、『トータル・リコール(バーホーベン監督)』であった^^;
私は、謎の数々が物理的に解決されるのを期待していたのだが、その精神的な解決に、物足りなさを感じた。
物語の途中、私は、この隔離された凶悪精神犯罪者の島<シャッターアイランド>の、管理側と管理される側が反対の立場になっていたならば、驚天動地の大トリックだな、などと思っていたのだが、そんなことはなかった。
・・・と、この「大トリック(↑)」、ミステリ作家がパクる場合は、私に一報を!!
監督がスコセッシなので、重厚な映像や舞台美術、個々の役者の演技の引き出し方など、本当に素晴らしかった。
だから、前半の、不条理な謎の目白押しの展開など、ワクワクしながら見た。
<シャッターアイランド>の隅から隅までを、FBI連邦捜査官テディ(デカプリオ)が捜査しまくるのも面白かった。
そこに、この作品を貶すことの出来ない大きな魅力がある。
しかし、名監督ゆえに、地に足の着いた物語となり、その、想像の飛躍の欠如が、作品評価上、物足りなかった。
でも、『トータル・リコール』のように、シュワちゃんよろしくレオ様に物語を引き寄せていたら、スコセッシは、自分が監督する必要を感じなかったんだろうな。
デカプリオの奥さん役のミシェル・ウィリアムズは可愛いなぁ^^
それから、確かに、デカプリオが、奥さんからプレゼントされた、あのネクタイは趣味が悪い!
でも、奥さんのワンピースも、同じようなデザインでした^^;
ラストの救いようのなさは、『クヒオ大佐』(クリック!)を思い出しました^^;
(2010/04/09)
私は、この作品の「中くらいの謎の構造」を、あまりにも煽るかのような宣伝のやり方に、やや不満を抱きながら観た。
観る前から、監督がスコセッシである限りにおいて、あまりにも非現実的な物理トリックはなかろうと思っていたからだ。
その、あまりにも大げさな予告編を観て、
私は、ああ、これは『シックス・センス(シャマラン監督)』か、最近では『パッセンジャー(アン・ハサウェイ主演)』・・・、もしくは、『エンゼルハート(ミッキー・ローク主演)』だな・・・、と思っていたら、結果、やや、『トータル・リコール(バーホーベン監督)』であった^^;
私は、謎の数々が物理的に解決されるのを期待していたのだが、その精神的な解決に、物足りなさを感じた。
物語の途中、私は、この隔離された凶悪精神犯罪者の島<シャッターアイランド>の、管理側と管理される側が反対の立場になっていたならば、驚天動地の大トリックだな、などと思っていたのだが、そんなことはなかった。
・・・と、この「大トリック(↑)」、ミステリ作家がパクる場合は、私に一報を!!
監督がスコセッシなので、重厚な映像や舞台美術、個々の役者の演技の引き出し方など、本当に素晴らしかった。
だから、前半の、不条理な謎の目白押しの展開など、ワクワクしながら見た。
<シャッターアイランド>の隅から隅までを、FBI連邦捜査官テディ(デカプリオ)が捜査しまくるのも面白かった。
そこに、この作品を貶すことの出来ない大きな魅力がある。
しかし、名監督ゆえに、地に足の着いた物語となり、その、想像の飛躍の欠如が、作品評価上、物足りなかった。
でも、『トータル・リコール』のように、シュワちゃんよろしくレオ様に物語を引き寄せていたら、スコセッシは、自分が監督する必要を感じなかったんだろうな。
デカプリオの奥さん役のミシェル・ウィリアムズは可愛いなぁ^^
それから、確かに、デカプリオが、奥さんからプレゼントされた、あのネクタイは趣味が悪い!
でも、奥さんのワンピースも、同じようなデザインでした^^;
ラストの救いようのなさは、『クヒオ大佐』(クリック!)を思い出しました^^;
(2010/04/09)
>「中くらいの謎の構造」を、あまりにも煽るかのような宣伝のやり方
は同感ですが、
>やや不満
には不同意、大いに不満です。
錯視にしてもあれは不適切です。
「中くらいの謎」も
同じような落ちの映画はいくらもあるし、
特にびっくりするような設定ではなかったです。
演技そのものは良かったと思うので、
煽りなしで普通に見た方がよほどよかった。
おそらく、配給会社の宣伝担当は、この作品を観て、『シックスセンス』以来の、「世界の反転」の物語だ! と、思ったんでしょうね。
で、そこを強調し過ぎて、かえって、その効果を薄れさせる結果となってしまったのでしょう^^;
基本的には良い作品なんですけどね・・・。
今、自信満々で、この宣伝方法を発案した人物は、頭を抱えているかな?^^;
過剰な宣伝に踊らされることなく
映画を観賞してきました。
ラストのオチに関しては、似たような映画を
過去に観てきたので驚きはなかったですが、
ラストの台詞がインパクトがありました。
この映画は真相を知ってから、事実を
確認していく楽しみ方がありますね。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>>ラストの台詞がインパクトがありました。
ええ、冷徹な結果を見せられましたね。
あそこ、逮捕されても虚言癖を直せない「クヒオ大佐」を思い出させられました^^;
今回の売り方は、どっかの首相さん級のずれを感じました。
実は、最後の最後もドンデンなのよぉってのかなあとも思ったんですが。
とは言え、お客さんを増やしたのではないでしょうか?
そして、観た方は、スコセッシに対し、理不尽なマイナス感情を持つに至るのです^^;
ああ、可愛そうなスコセッシ!!(泣)