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「火の国岬」大川ゆり

2017年01月07日 | はじめて書き下ろす歌手
大川ゆり
1月のシリーズは「はじめて書き下ろす歌手」です。
これまで一度も想定して書き下ろしたことがない
歌手がまだまだ多いので、そういった歌手に
スポットをあて歌手のイメージを残しながらも
新しい切り口で書き下ろしていきます。

「火の国岬」

涙を波に たとえれば
荒れる砕ける はじけとぶ
ここは天草 仏崎
草を分け入り 背のびをすれば
見えるはずない あなたの顔が
沖に遠のく 火の国岬
仏崎
誰にも云わず 知られずに
恋を消したい 忘れたい
暮れて佐伯の 鶴御崎
野辺の小花を 小指に巻けば
あの日はずした 指環に見えて
またも涙の 火の国岬
鶴御崎
おろかで弱い 女だと
流れ旅して 気がついた
明日は大分 地蔵崎
五日六日と 日をかさねても
火にはなれない 炎になれず
涙ふりきる 火の国岬

大分地蔵崎

ひとこと:現在の歌手名とは違うが2002年に
デビューの大川ゆりサン。民謡の稽古もしている
そうです。キャリアは長い。知名度、そこが問題。
好みは別として遠慮のないインパクトが欲しいです。
大作詞家・星野哲郎先生はつねづね言われた。
<わたしならこう書いてやる、といった意気込みを
持つべき>と。だから想定した歌手に対してそれを
実行してきた。大川ゆりサンとて誰が唄っても
いいような歌ではつまらない。
 恋の別れはつらく悲しく哀れでも、相手が
 火の国出身の、となればそれだけで熱い詞を
 書きたくなる。恋を忘れ未練を捨て思い出が残る
 九州各地の岬を訪ねながらまた明日へと女は生きる…

*仏崎(ほとけざき)
熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島仏崎にある岬
*鶴御崎は大分県佐伯市の九州最東端の地200mの
絶壁の上に建つ鶴御崎灯台
*地蔵崎は大分県大分市佐賀関の佐賀関半島にある岬

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