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「いのち唱」 佐々木新一

2012年09月24日 | 歌手生活**周年
佐々木新一

走ってばかりじゃ 疲れがたまる
いっぷく人生 いいじゃないか
おれを忘れず いてくれた
人に感謝の 意を込めて
聞いて下さい いのち唱(うた)

死ぬまで唄うにゃ 躰が元手
一汁一菜 それも良い
通りすがりの 人でさえ
歌いましたよ あの歌を…
うれし涙を 陰で拭く

今どきこの世は 何でもありよ
届かぬ夢など ありゃしない
日ごと鍛えて たくわえた
声を万里に ひびかせて
花と涙の いのち唱(うた)


あの娘

ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

佐々木新一という歌手を知っているのは、よほどコアな歌謡曲マニアか
昭和40年代以降を知るかなりのご年配だ。(失礼!)
デビューの翌年、1966年「あの娘たずねて」がミリオン・セラーとなり、
いわゆる青春歌謡や都会(東京)の憧れを歌い
高音を生かしたレパートリーで活躍した。
1970年~2010年までは活動休止の時期もあったようだが
最近は歌番組で健在ぶりを発揮し、元気でなによりだ。
ブランクの時期の心情を勝手に察して
歌は命、生涯現役をテーマに歌手生活47年のベテランに詞を書き下ろす次第。
ちなみにデビューからの門下生として師事した
作曲家・桜田誠一先生は今年3月逝去された。76歳だった。

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