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「水縹 ―みずはなだ― 」水沢明美

2017年03月13日 | 今日が誕生日の歌手
明美

人はだれも 好きな色が ありますよね
どんな色より すこしばかり
ちがう色の 水縹(みずはなだ)
 愛についても どこか似ていて
 こうと決めたら ぶれず曲がらず
 わが道をゆく人と 歩いています
みずはなだ
肌になじみ 厭きのこない 涼やか色
誰が名付けた 旧(ふる)い謂れ
いとし恋し 水縹
 時の流れは 停まることなく
 ことば少なの 朝な夕なも
 そこはかとなく人を 繋いでいます

生きることは 長い布を 染めあげるよう
薄い色ゆえ どんなにでも
濃くもできる 水縹
 人の出会いが 定めごとなら
 まして女は いのち燃やして
 濁りけのない日々を つらぬくのです


ひとこと:日本クラウン(クラウンレコード)の
ベテラン、水沢明美さんは今日が誕生日。
3/29発売の新曲は今までのイメージを打ち破る作品
とかで重厚感のあるビートにのせて新境地開拓の
勝負作とのこと。このブログではこれまでに
「めおと暦」「かるかや有情」の2篇を書き下ろして
きました。さて自分は以前「美しい日本語」を作詞の
手がかりに万葉集、古今和歌集などを何度も
読み返しタイトルにもしてきました。今回水沢さんを
想定したこの書き下ろ詞のタイトルは万葉集から
見つけました。「水縹 ―みずはなだ― とは藍染めの
薄い色で明るい青色のこと。人は人に出会い
心と心を寄せ合い長い布を染めあげるように生きる
ことではないでしょうか。演歌チックでないこの詞を
水沢さんならどんな情感で唄うかと想像すると
かなり吟味して書いた甲斐があるというものです。

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