銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

中林忠良銅版画展 腐蝕の旅路 品川

2019-11-17 | 銅版画関連

月一回の通院で東京へ・・・。

昼食終了後東京メトロとJR山手線を乗り継いでJR大崎まで行きました。駅近くあるO美術館で開催されている中林忠良展へ。銅版画家として有名な作家さんです。

若き時代から現在までの作品が展示されています。元々洋画科に入学されたようです。
在学中にあの駒井哲郎さんに習われたとの事。それ以降、版画に転向されたようです。写真撮影OKということで写してきました。油絵を撮り忘れてしまい・・・残念です!

作品・展覧会の様子

 

 

 

 

 
原版も展示されてました。

 制作に使われていた道具

 プレス機 かなり古そうなものです。

 ご本人にもお会いしました。

現在83歳くらいだと思います。東京芸大を退官後は京都造形大で客員教授として行かれてるそうです。少しお話させて頂きました。お会い出来てラッキーでした。

 

 

 

 

 

 

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プライベイト・ウォー

2019-11-15 | 映画:ミニシアター

 

12日、久しぶりに京都シネマに・・・。ロザムド・バイク主演のプライベイト・ウォーを鑑賞。

実話だとは知りませんでした。戦場記者 メリー・コルヴィンのお話です。黒い眼帯をしている彼女は全戦に向かう勇気ある記者だったのです。眼帯はスリランカで爆撃にあい、片目を失明。
そんな状況にもめげず、仕事を続けるという女性でした。2012年、イラクのホラムという場所にて爆撃によって死去。今お元気なら、63歳です。ほぼ私と同年代です。いやあとても真似できるような生き方ではないです。
戦火で犠牲を受けるのはいつも女性や子供たち・・・。そんな現状を世界に伝えたいと活動していたんですよね。頭が下がります。そんな勇気はとても無いです。

このタイトルはまさに彼女自身の戦争です。色々な葛藤もあったのかしら?自分の生活まで犠牲にしてこの仕事に捧げるなんて、出来る事じゃない。

ロザムド・バイクがそんな彼女を演じる・・・。今までのロザムドのイメージとはほど遠い。でもさすが女優さん、まさにメリーと重なっているような気がした。

最近鑑賞する映画、かなり重いし辛いものばかり・・・。もう少し考えないで気楽に観れるものが良いよね。

逞しくて一途で、いやあ素晴らしい女性でした。彼女と行動を共にした戦場カメラマンの

ポール・コンロイは今も健在で、活動しているそうです。メリー・コルヴィン、ご冥福をお祈りします。

 

 

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クラブBGR写真展 イロリムラギャラリー 中崎町

2019-11-13 | 映画:シネコン

 

日曜日の夕方、大阪市北区中崎町にあるイロリㇺラというギャラリーまで行って来ました。
亡き父の遺作写真を展示して頂きました。皆さんには本当に感謝でいっぱいです!
また今は無くなってしまったミノックスというスパイ用のカメラのフィルムを自分で作っていた事を初めて知りました。随分細かい作業をしていたんだと驚きも・・・・。
本当にカメラの事が好きだったのだと、改めて実感しました。素人の私にはまったく分かりませんが、クラブの皆さんによると非常に貴重な事のようです。

 

 そのフィルムや写真も展示して頂きました。

 
                  会場風景

皆さんの作品

 

 

 

クラブの皆さん

皆さん、お世話になりました❕ 父が皆さんから慕われていたことも分かりました。

いつまでも忘れないでいて下さい!きっと天国で見ていると思います。

本当にありがとうございました。梅田までの帰り道、父を思い出しながら歩きました・・・。

 

 

 

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閉鎖病棟 それぞれの朝

2019-11-11 | 映画:シネコン

東宝シネマズ二条にて鑑賞して来ました。ブログのお仲間 真紅さんの記事で気になっていた作品です。主役は鶴瓶さん。以前、ディア・ドクターでも主演を務められているので、演技は安定している。今回も、難しい役に挑戦なさっている。役つくりのため、減量もされた。冒頭のシーンでは、かなり絞られたなあと分かる。殺人を犯し、死刑されたにもかかわらず、生還したという役どころ。
鶴瓶さんらしいような雰囲気も醸し出してるけど、悲惨な過去を背負った男というイメージはそれなりに出ているかな?なんてえらそうなこと書いてますが・・・・。

さて鶴瓶さんのことはここまで。彼を取り巻く2人の若者。一人はちゅうさん役の綾野剛君、先日鑑賞した、楽園の役同様今回も、心を病んだ男を見事に演じていた。この人、やっぱりこういう役をやらすと凄いなあと思う。そしてもう一人、18歳でDVを受けた少女由紀役の小松菜奈さん。
2度の性的暴行を受け、心身を病む女性をリアルに演じた彼女にも圧倒された。

正直辛くて痛い映画だったけど、不思議と心温まる。何だろう?分からないけど・・・。
ある意味この先には明るい兆しがあるような気がした。それぞれが傷ついた過去がある中、お互いに寄り添う気持ちがせめてもの救いなのかな?



とはいえ渋川清彦演じる悪の根源みたいな奴もいるけど(笑)彼も憎らしいほど上手かった。



脇を固める俳優陣も豪華です。木野花さん、綾田俊樹さん、小林聡美さんたち・・・・。

皆さん良かったです!危うくスルーしそうになったけど、観れて本当に良かったです。
密やかな希望も持てたし・・・。落ちても這い上がれるなあと思いました。実は少し口の中、違和感でしんどさ、あったんだけど。無理してシアターに行って良かったと思いました。

そうそう次回は、父の写真展について書かなければ・・・・。

 

 

 

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立岩陽一郎さんトークイベント

2019-11-11 | その他



昨日、大阪市東住吉区にある駒川中野商店街まで・・・・。毎週水曜日、関西の毎日放送のちちんぷいぷいという番組にコメンティターとして出演されているジャーナリストの立岩陽一郎さんのトークイベントに行って来ました。今回で2度目です!

天王寺より先には行ったことがない私。初めての場所にわくわくドキドキ!谷町線に乗り、天六から20分くらいです。


商店街は雑踏としています。目についたのは、精肉店の多さ。なんでやろ?とにかく色々なお店がひしめき合っています。あまり喫茶店はないかな・・・。
10分ほど歩くとダイソーがありその前の横道を入ると可愛い本屋さん、スタントンがありました。



お店の前に行くと・・・・。



おぉ~あった!トークイベントの告知。午後2時からということで、お昼を食べるためにお店探し・・・。色々探して結局お寿司屋さんに入り、そのあと、ドトールでお茶して時間待ち。

15分前に再びスタントンさんへ・・・。



トーク時間は約1時間半ほど。大阪マラソン参加についてや、政治問題など色々話を聞かせて頂きました。なんといってもトランプ大統領のことには皆さん関心あり、質問は来年の大統領選挙でした。
終了後は出版された本を購入された方にサインをされて大忙しの立岩さん。

 

フレンドリーで気さくな人柄です。お子さんを連れた方にも配慮されていました。。。

 

私は立岩さんオリジナルトートバックを購入、早速サインして頂きました!

前回のトークイベントで私の事をしっかり覚えて下さり、感激しました!

その後亡き父の写真作品が出ているBGR写真クラブにお邪魔しました。次回はその記事をアップします。

 

 

 

 

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永遠の門 ゴッホの見た未来

2019-11-08 | 映画:シネコン

MOVIX京都にて鑑賞。ウィレム・デフォーがゴッホ役ということで楽しみにしていた作品です。
脇を固める俳優陣もかなり豪華!
ウィレムさん、自画像のゴッホに似すぎでした。これははまり役かもしれませんね。ただ作品は今一つかなぁ?!なんて思います。あくまでも個人的な感想ですが・・・。結構全体的に単調な気がします。見どころがあまりないような気もするんです。
精神的に病んでいるゴッホの姿は中々素晴らしいですけど。何だろう?ゴッホの苦悩や絶望感が何となくぐいぐいと伝わってこないんですよね。とにかくあまり山あり谷ありというような刺激感が欲しい。実は途中でちょっと寝落ちしてしまいました(汗)

あれよあれよという間にラストに・・・。伝記ものは難しいですね。下手すると面白くなくなる。



ゴッホの友人、ポール・ゴーギャンには、オスカー・アイザック。ちょいと彼では若すぎない?
ゴーギャンの写真見ていないから、わからないけど。
彼が成功してパリに出ちゃうということで、ゴッホ落胆↓このシーンもあまりその失意があまり感じない・・・・。せっかく素敵なキャスティングなのに、もったいないなあと。


聖職者に、マッツ・ミケルセン


医師に、マチュー・アマルリック

期待度大きかったので、ちょっと残念です。尺短くて、もう少し長くても良かった?でも全体が単調ならだめかも。

監督さんは潜水服は蝶の夢を見るのジュリアン・シュナーベルさんでした。

 

 

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宮本から君へ

2019-11-03 | 映画:ミニシアター

イットが不消化状態に終わったので・・・・。今日はそのリベンジのため、この作品を観に行って
来ました。お気に入りの出町座にて鑑賞です!
いやあ疲れました。思い切り熱い2時間ちょいです。最近やまちゃんとご結婚された蒼井優さん、凄いです。半端じゃない演技・・・・。のたうち回るし、泣き叫ぶし、もうもうそれは凄いとしか言いようないんです。中野靖子を演じる蒼井優の相手役宮本浩には池松荘亮君。彼も蒼井さんに負けず凄い。前歯3本抜いての無茶苦茶な熱演!

本当にぶつかり合う愛と愛とはうまく言ったものです。とにかく最初から最後まで全速力。少々疲れてしまいました(笑)持病の私には結構ハードです。



痛み、悲しみ、辛さ、ハッピー!半端ない力強さ!もうもうお手上げですわ。静かさがあまりなくて、ずっとなんだか賑やか??これでもか!これでもか!というパンチを喰らう感じも。

こんなに人を好きになれたらいいだろうな・・・。羨ましく感じる映画でした。



どんな気持ちで演じていたのかな?



井浦新さんのこのキャラも中々良かった。ちょっとイメージが変わったわ。

そんなこんなで思い切り疲れながら、2時間ちょい、楽しませて頂きました❣

 

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イット THE END ”それ”が見えたら終わり

2019-11-02 | 映画:シネコン

11月1日、MOVIX京都にて鑑賞。前作から27年後の設定・・・。少年、少女は立派に成長して
それぞれの場所で生活をしていたが、マイクから”それ”が現れて街にまた猟奇的な殺人事件が始まったことを皆に知らせるというところから物語は始まる。
少年・少女時代とリンクしながら、大人になった主人公たちがピエロの殺人鬼ペニー・ワイズとの闘いを繰り広げて行く・・・・。

観終わっての感想ですが、う~ん前作のほうが良かったと思います。ゾンビ化した生き物や人間が絡むのですが、どうもそのゾンビが結構チンケで今一つ。思わず笑っちゃいました。
殺人鬼ペニー・ワイズの本来の姿がなんだか宇宙から来た謎の生き物ぽく、かなりの違和感を感じるのです。

尺も2時間40分と長く、少々飽きます。もう少し短くてもいいような気がしました。かなり期待していただけに・・・。がっかり感が残りました。

キャストはジェイムズ・マカヴォイやジェシカ・チャステインと豪華でしたが。なんか残念です。

スティーヴン・キング作品だけにちょっとショックです。



ペニー・ワイズのあのキモ面白さは健在でした。でももう少し彼の出番多いといいのですが。

ビル・ステルスガルドはやはりハマり役ですね。

 

 

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