12日、久しぶりに京都シネマに・・・。ロザムド・バイク主演のプライベイト・ウォーを鑑賞。
実話だとは知りませんでした。戦場記者 メリー・コルヴィンのお話です。黒い眼帯をしている彼女は全戦に向かう勇気ある記者だったのです。眼帯はスリランカで爆撃にあい、片目を失明。
そんな状況にもめげず、仕事を続けるという女性でした。2012年、イラクのホラムという場所にて爆撃によって死去。今お元気なら、63歳です。ほぼ私と同年代です。いやあとても真似できるような生き方ではないです。
戦火で犠牲を受けるのはいつも女性や子供たち・・・。そんな現状を世界に伝えたいと活動していたんですよね。頭が下がります。そんな勇気はとても無いです。
このタイトルはまさに彼女自身の戦争です。色々な葛藤もあったのかしら?自分の生活まで犠牲にしてこの仕事に捧げるなんて、出来る事じゃない。
ロザムド・バイクがそんな彼女を演じる・・・。今までのロザムドのイメージとはほど遠い。でもさすが女優さん、まさにメリーと重なっているような気がした。
最近鑑賞する映画、かなり重いし辛いものばかり・・・。もう少し考えないで気楽に観れるものが良いよね。
逞しくて一途で、いやあ素晴らしい女性でした。彼女と行動を共にした戦場カメラマンの
ポール・コンロイは今も健在で、活動しているそうです。メリー・コルヴィン、ご冥福をお祈りします。