銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

銅版画工房のカレンダー展2011

2010-12-14 | 銅版画関連

大阪西区阿波座のカフェ、シェ・ドゥーヴルにてただ今4つの版画工房による2011年のカレンダー展が開催されています。
私の通っているENNEN FACTORYも参加しています。但し私は参加していませんが、、、。

早速大阪まで観に行って来ました。

地下鉄四ツ橋線の本町駅近くにあるお洒落なカフェ、ここはギャラリーもあります。本町まではスムーズに行けましたが、この場所をなかなか見つけられず、、、、。実は近くまで行っているのに気付かず(汗)
ぐるぐる周りをまわっていました(笑)

何とかたどり着きました(フゥ~)意外にもこじんまりとしたところです。奥がギャラリーですね。

総勢48名の出展、壁面一杯にカレンダー作品が並んでいました。皆さん力作ばかりです。

 
私が行った時は、3人のお客さんがおられました。

周辺はとても静かなところです。オフィス街なのでしょうか。

カラフルな作品から落ち着いた作品と色々です。
ゆっくりと鑑賞させてもらいました。

 

 


カフェの方で紅茶を頂きました。

お近くにお住まいの方、良かったらお茶がてら、覗いてみて下さい。

会期:2010年 12月12日(日)~25日(土)

時間:月~土 12:00~23:00 日曜:お休み

※ 23日(祝)はopen

シェ・ドゥーヴル

大阪市西区阿波座1-9-12 TEL:06-6533-0770

 

 

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「ジャーロ」が上映中止に、、、、。

2010-12-13 | 映画全般

 
18日の公開を楽しみにしていたのに、直前になって公開が中止となりました。残念です(涙)

昨日、Twitterで少しつぶやきましたが。。。。。

エイドリアン・ブロディとダリオ・アルジェント監督がタッグを組んだ作品という事で、随分前から楽しみにしていたのに、、、、ショックです。

一昨日、京都みなみ会館から珍しく封書が送られてきたので、何だろう?と中を見たら、「ジャーロ」上映中止のお詫びの手紙が入っていました。

何でも主演のブロディと「ジャーロ」の製作会社との間で金銭的な問題が生じ、双方で話し合いが行われていたそうですが、12月3日(金)、アメリカ・カルフォル二ア州の裁判所により、一部の国での本作品の映画公開を差し止める仮処分が命じられたそうです。


(日本では株式会社ファインフィルムズが本作を取り扱っています)

そのファインフィルムはこのような状況の元で今後、国内での映画公開が可能か原権利者と協議した結果、今回はやむなく、国内での上映を中止する判断したとのこと。今後も映画の公開に向けて原権利者と話し合いを続け、1日も早く国内で映画公開出来るよう努力して行きたい。

そんなことで、前売りチケットを購入した方、劇場窓口にて払い戻し出来るそうなので、お手数ですが。行って下さいね!

チケットぴあで購入された方は、劇場までお問い合わせくださいとのことです。

あぁ~何でこうなるの?

 

 

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黒く濁る村(2010)*原題:苔

2010-12-11 | 映画:シネコン

 英語:MOSS

Tジョイ京都にて鑑賞。

新しいシネマが出来たおかげで、今まで観れなかった作品が観れるようになって良かったです。本作もその一つでした。10日が10周年ということで1000円で鑑賞できるということで、早速行ってきました。
韓国映画を観るきっかけとなったのは多分「トンマッコルへようこそ」だったと思いますが、、、、。

その「トンマッコル~」に出演していたのが、村長役のチョン・ジェヨン。見憶えあるなあと思ったら、やっぱりそうだったんだ!さて今回は若かりし頃は、血の気の多いぶち切れ刑事。殴るは蹴るというえげつない奴。

念入りなメイクで老け役に挑戦しているチョン・ジョエン

それにしても、韓国映画って何か独特のシュチュエ―ションですね。お国柄なんでしょか。主役を演じるのは。パク・ヘイルさん。韓国では人気のある俳優さんだとか。ソフトなマスクで、癖のない雰囲気です。イケメンなんですよね。えぇ~お子さんがいらっしゃる?!それはびっくりです。


何故か彼が絡むことで、村長の手下である村民たちが次々と死にいたる。
殺意がないのにそういう方向に至ってしまうという皮肉な展開に。

監督は「シルミド/SILMIDO」のカン・ウソク。残念ながらシルミドは未見です。この作品は韓国で凄い人気を博したウェブコミックが原作だそうです。
絶対的な権力者である村長チョン・ヨンドク(チョン・ジェヨン)を中心に閉鎖的な生活が続く山奥の村を舞台に、この村で死亡した父を尋ねた青年ユ・ヘグク(パク・ヘイル)が、父親の死の原因解明を通じて隠された村の姿を暴き、村長と闘うというスリラーものです。

パク・ヘイル演じる青年ユの父親はこの村のカリスマ的な教祖になり、その教祖に絡むのが現村長で、元刑事のチョンでした。教祖であるユ・モッキョンは穏やかな人柄。初めはそんなユを刑事であるチョンは甚振るような場面があります。このあたりはチョン刑事や周りの人間の暴力が印象的です。

その後時は流れ、年老いたそれぞれの村民たちの現代へと場面が変わります。そしてユ・モッキョンの突然の死。

あらすじ

20年間も音信不通だった父の訃報を受けて、人里離れた山奥の小さな集落へとやってきた青年、ユ・ヘグク。彼の父は、30年前にこの村に移り住んだ一人で、一緒に移住した刑事のチョン・ヨンドクが今では村長となり、ヘグクを迎える。しかし、村人たちの態度に不審なものを感じたヘグクは、葬儀を終えても村に留まり、父の死因を探り始めるのだったが…。

ずっと疎遠だった息子のユ・ヘグク(パク・ヘイル=写真)が初めて村に足を踏み入れる。が、村長となったチョンと、その取り巻きたちはいかにも迷惑そうに、、、、。

話しは前後しますが。

村の誕生の経緯は、、、、。以下の通り

一見のどかな、その村ができたのは30年前。始まりは、山奥の祈祷(きとう)院にユ・モッキョン(ホ・ジュノ)という男がやってきたこと。信者を次々魅了する高潔な人たらし。そのカリスマ性に驚嘆した俗物刑事のチョン・ヨンドク(チョン・ジェヨン)は、ある提案をする。それは、人生をやり直したいと考える人たちを救済するための「理想の場所」づくり。二人は、犯罪者たちや陵辱された経験を持つ少女イ・ヨンジを連れて、村を作る。


村民メンバー

村民その1チョン・ソンマン(キム・サンホ
石を打たれて真っ逆さまに転落


この人も一度見ると忘れられないキャラです。俳優さんとは思えない普通のそこらのおっちゃん。チョン・ウソン主演の「君に微笑む雨」で支社長役で登場していた人でした。

村民その2ハ・ソンギュ(キム・ジュンぺ
彼の最後は火だるま状態

 村民その3 キム・ドクチョン(ユ・へジン
キム・サンホと同格かな?このお顔、忘れられませんね。
村長の最も忠実な部下でしたが、、、、。何と最後は。

村民 イ・ヨンジ (ユソン)、皆に好きにされて酷い!彼女は過去に忌まわしい出来事があった。その状況から救ってくれたのが、ユ・へグクの父だったのだけど、、、。


ユ・へグクの父、ユ・モッキョン(ホ・ジュノ 

青年ユはソンマンの自宅の部屋から何と父の家に謎の通路があったのを偶然発見。おそらく父は彼らに監視されていたに違いない。


この後、ユはソンマンに見つかってしまう。ソンマンの表情は一変することに。猟奇的に変貌したソンマンにグサッとわき腹刺されるユ。しかしそれだけでは我慢ならないソンマンは執拗にユを追いかける。

追い詰められたユ青年、危機一髪!このシーンは緊張が走った。

その後もユ青年は危ない状況に遭遇します。

絶対絶命かと思ったシーンでしたが、、、、。

何とか脱出!!

イ・ヨンジに助けられます。


村長、只ものではありませんでした。

 

 頼みの綱はパク・ミヌク検事。
ユ・ジュンサン

 

さて騒動の仕掛け人がいたのには気づきませんでした。ラストのラストでユ青年と共に気づくことになります。最初、分かりませんでしたが。

なるほどそういうことだったのだと驚きました!
ユ青年、まんまとこの渦に巻き込まれたのでした。

オリジナル企画にこだわって映画作りを続けてきたカン・ウソク監督にとって、本作は初の原作モノ。しかも、2次元とはいえコミックという既に映像化されている作品なので、、、。簡単に出来そうだと思ったら、いざふたを開けると大変だったとか。

解説(allcinemaより拝借)

 ウェブ連載された人気漫画を「シルミド/SILMIDO」のカン・ウソク監督が映画化し、本国韓国で340万人を動員する大ヒットを記録した本格ミステリー・サスペンス。父の死の報せに、山間の寒村にやって来た青年が、やがて村人がひた隠す深い闇と対峙していく姿を、不気味かつ緊張感あふれるタッチで描き出していく。主演は「殺人の追憶」のパク・ヘイル、共演に「トンマッコルへようこそ」のチョン・ジェヨン。

メディア 映画
上映時間 161分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(CJ Entertainment Japan)
初公開年月 2010/11/20
ジャンル ミステリー/サスペンス
映倫 PG12

 

 
欲望の果てに見える人間の哀しみを描く極限のミステリー

公式サイト

 

 

 

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GAMER(2009)▼△ゲーマー

2010-12-10 | 映画:シネコン


運命をクリアせよ

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

どうもこういう作品は苦手ですね(汗)元々ゲームに関心がないのもあって、始まった瞬間しまった!と思いました。映像が光によって見えにくく、チカチカします。これがゲーム大好きな方には良いのでしょうか?

最初は何が何だかわからず、一生懸命映像を追いかけるのに必死です。もちろんどういう話なのかもまったく調べずいきなり観たもので・・・。

バトラー演じるケーブルがガンガンと銃で撃ち合いながら、何処へ進んで行くのか?まったくもって分からず、、、、、。何を目的にやっているのかももちろん分かりません。わけがわからない状態で目を据えて観ておりました。やがてケーブルが何者なのかが。

生身の人間による戦闘ゲームだそうで。何と皆死刑囚らしい!そうケーブルもその一人だったんですね。下手すると撃たれて死んでしまうという恐ろしいゲームです。このゲームで30回勝てば釈放されるらしいですが、クリア出来るのかしら?

バトラーのキャラにはピタリとハマった役ですね。ところがこのゲーマーたちは、自分の意思で動いていません。すべてプレ―ヤ―によって操作されているんです。


ケーブルを操作しているのは若い男の子で、天才プレーヤー、サイモン。あのロ―ガン・ラーマンがサイモン役で登場。

 あらすじ(allcinemaより拝借)

2034年、あるオンライン・ゲームが世界中の人々を熱狂の渦に巻き込んでいた。そのゲーム“スレイヤーズ”は天才クリエイター、ケン・キャッスルが開発した戦闘ゲームで、キャラクターたちがマシンガンを手に激闘を繰り広げるというもの。ただし、キャラクターは生身の人間で全員死刑囚、撃たれれば実際に死ぬこともあり得る究極のサバイバル・ゲームだった。ナノ細胞を脳の運動皮質に移植された彼らはゲームを操作するプレイヤーの意のままに操られ、30回勝てば釈放されるという条件をクリアすべく戦い続ける。その一人、自由を手にするまであと3回と迫っているケーブル。彼は無実の罪で投獄され、愛する妻娘と離ればなれになっていた。17歳の天才プレイヤー、サイモンに操作されながら、冤罪を晴らし家族との再会を果たしたい一心でゲームに挑み続けるケーブルだったが…。

 
2034年の人間と風景。見たところ、そんなに変わらない風景だが、、、、。

ところがサイモンのプレーによってケーブルは外界へ脱出してしまう、、、。


妻アンジーと再会を果たすが、、、。彼女も操作されていたのだ。

すべてはこの男ケン・キャッスルが采配していたのだ。

ケーブルは彼を倒すことを決意!さてケンを倒すことは出来るのか?アンジーは?そして愛する娘は、、、、?

以上こんなお話です。

ジェラルド・バトラーのような筋肉りゅうりゅう俳優にお似合いの作品だとは思いますが。そんなに内容の濃いものでもなく、単に撃ち合いのバトルが繰り返されるのみで、そんなに見せ場もある作品ではないように思いました。

解説(allcinemaより拝借)

「300 <スリーハンドレッド>」のジェラルド・バトラー主演で放つSFサスペンス・アクション。近未来を舞台に、生身の人間を使ったオンライン戦闘ゲームのキャラクターとして駆り出された囚人の男が、プレイヤーの意のままに操られながら釈放をめぐって決死の壮絶バトルを繰り広げるさまを、最新の撮影技術を駆使した迫力映像満載で描く。共演にTVシリーズ「デクスター ~警察官は殺人鬼」のマイケル・C・ホール、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン。監督は「アドレナリン」シリーズのネヴェルダイン&テイラー。

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2010/12/03
ジャンル SF/アクション/サスペンス
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://gamer-movie.tv/
オフィシャル・サイト
http://www.gamerthemovie.com/ (英語)
※スル―しても良かったかな?
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エクスぺリメント(2010)◆THE EXPERIMENT

2010-12-08 | 映画:シネコン

 Tジョイ京都にて鑑賞。

わずか6日で中止になった
実在の“心理実験”     エクスぺリメントとは実験という意味です。

2001年にes「エス」というタイトルでドイツが制作した映画があります。今回それをハリウッドでリメイクしたのが本作です。オリジナル版はDVDにて鑑賞済みです。本作、オリジナル版を意外に忠実に再現されているかな?
でも怖さにおいては、オリジナル版の方が勝るかもしれません。

人間が置かれる状況でこんなに人格が豹変するものか!やはり今回もその事を大変痛感しました。こうなるとゲーム感覚ですみませんからね。
看守役に選ばれたバリス(フォレスト・ウィッテカー)、その性格は温厚で優しい人柄でした。でも時間が経つにしたがってだんだん冷酷で非情な人間にと変化していきます。暴力を使わなければ何をしても構わないとギリギリの状態で囚人たちを追いこむことを始めます。

でもオリジナル版の看守役を演じたドイツの俳優さんの方がもっと際立っていましたね。リメイク版のバリスはちょっと抑え気味?そこまで非情さは感じられないかも。

 
オリジナル版ではこの人が看守のリーダー、かなりキテましたよ。ウィッテカ―より凄かった。


皆お金が欲しいから、この実験に参加したんだけれど、、、、。

人間の本質にはこういう独裁的な心理って誰にもあるんじゃないだろうか?なんて頭の中をよぎりましたね。OKならやってしまうでしょう。
またこんな実験を考えたお偉いさん、なんて凄いのでしょうか。何を考えてこんな実験を企画したのか?


最初は穏やかな状態でしたが、何と2日目から徐々に、、、、。

 
囚人77番、トラヴィス、本作の主人公です。あのエイドリアン・ブロディが正義感溢れる役を演じています。

理不尽な看守たちに物申しますが、反抗的なトラヴィスは目をつけられることに。。。。

 ベンジ― イ―サン・コーン

ベンジー、彼は糖尿病でしたが、この実験の面接の際、そのことを隠していました。インシュリンの持ち込みが出来ず、ある日低血糖を引き起こしてしまいます。

そんな彼の状態を見逃すことが出来ないトラヴィスは何とかインシュリンを手に入れようとします。その事がまたパリスたちの怒りに触れることに、、、、。


トラヴィスは丸刈りにされてしまう。


殴らずに恐怖を与えればいいのだ!とパリス。日に日にエスカレートしていく看守役たち、人が変わっていきます。

パリス、チェイスたちはトラヴィスに看守の命令を聞くようにと色々な拷問を行う。尿をかけたり、便器に顔をつけたり、、、、。


屈辱を浴びせられる日々が続く。

ニックスにはクリフトン・コリンズ・jr


ニックスは反感をかうような真似をやめるように、トラヴィスに忠告するも、、、、。トラヴィスの看守役たちへの怒りは収まらない。

 


チェイス役にはカム・ジガンデイ

この男がまた嫌な奴でした。ゲ○ではないのでしょうが、ひ弱な囚人役の男性にse○を強要する。まさに権力を傘にという感じですね。

断片的に内容を紹介して来ましたが、以下大まかなあらすじは下記のとおりです。

あらすじ(キネマ旬報さんより拝借)

失業したばかりのトラヴィス(エイドリアン・ブロディ)は、参加した反戦デモで出会ったベイ(マギー・グレイス)に恋をする。トラヴィスに惹かれたベイはインド旅行に誘うが、トラヴィスは旅費に困る。そんな折トラヴィスは、14日間の実験に参加して日給1000ドルという高報酬の求人広告を見つける。説明会では、『安全だが、人権を侵害する可能性がある』という。トラヴィスは選考を受け、24人の男ばかりの被験者の1人に選ばれる。他の合格者は、人当たりの良いバリス(フォレスト・ウィテカー)、気弱で冴えないグラフィック・ノベルライターのベンジー(イーサン・コーン)、女好きのチェイス(キャム・ギガンデット)、元受刑者という過去を隠しているニックス(クリフトン・コリンズ・Jr)など。24人の被験者は看守役と囚人役に分けられ、刑務所跡で終日それぞれの役割で振る舞う。監視カメラが彼らの行動を観察し、暴力行為があれば赤ランプが点灯する。ランプが点灯すると実験は中止され、報酬は支払われないという。トラヴィスは囚人役、バリスは看守役に選ばれる。実験初日、囚人たちのバスケットボールが看守に当たったことから、両グループに緊張が走る。2日目、規則にのっとり食事を残さないよう強要されたトラヴィスが、囚人たちを扇動して騒ぎを起こす。それが看守側の逆鱗に触れ、バリスのリーダーシップのもと、体罰が暴力すれすれのレベルに引き上げられる。バリスは人が変わったように、トラヴィスの頭を剃るなど屈辱的な罰を考え、行っていく。トラヴィスは看守側の攻撃に屈せず、理性を保とうとこらえる。対立はエスカレートしていくが、赤ランプは点灯しない。やがて、誰も予想しなかった悲惨な事件が起こる。
看守役の被経験者たちは、ついに囚人役のトラヴィスたちをバラけさすことが最大の方法と考え、皆をそれぞれの場所に拘束する。
その方法が絶対だと思ったパリスだったが、実はそのことが逆の結果へと繋がって行こうとしていた。

 
トラヴィスが恋したベイ マギー・グレイス


以下ネタばれが含みますので、観たい方は反転して下さい。

オリジナル版ではラストはそんなに詳しく結末に触れていませんでした。このラストは悲しいことに、死者が出てしまいます。我慢の限界に達したトラヴィスたちは拘束を上手く逃れて反撃します。その際あの糖尿病を患っているベンジーが殴られ、残念な事に死亡してしまいます。トラヴィスは彼の死を悔みます。暴動を起こした囚人たちに、ようやく赤いランプが点滅。一体今まで点滅しなかったのはどうしてなのか?
何故か生き残った彼らには約束通りの報酬が支払われますが。(結果的には中止なのに何で?)パリスがその小切手をバスの中で眺めていました。トラヴィスの顔色を見ながら、、、。その後、トラヴィスはどうしたか?

そう彼は彼女と約束したインドの地に立っていました。ベイと再会します。ここで映画は終了です。

解説(allcinemaより拝借)

 1971年にアメリカのスタンフォード大学で行われたある危険な心理実験によって引き起こされた事件を基に映画化された2001年のドイツ映画「es [エス]」を、TV「プリズン・ブレイク」のポール・T・シュアリング監督でハリウッド・リメイクした心理スリラー。主演は「戦場のピアニスト」「プレデターズ」のエイドリアン・ブロディ、共演に「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィッテカー。

メディア 映画
上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2010/12/04
ジャンル サスペンス
映倫 R15+

 

  

オフィシャル・サイト
http://www.experimentmovie.com/

 

 

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キス&キル(2010)★☆KILLERS

2010-12-07 | 映画:シネコン

恋は撃たれるほど強くなる。 

東宝シネマズ二条にて鑑賞。実はこの2人、今年32歳の同い年だそうです。どちらかといえばキャサリン・ハイグルの方がお姉さんって感じするのですが。。。。。

キャサリン・ハイグルって確かに美しい方だとは思いますが、可愛いタイプじゃあないですよね。アシュトンにはどちらかと言えば可愛い女性の方が良いように思うのです。ということで、まず主役の2人がミスマッチのような気がしました。なんて好きなこと言っております(笑)

お二人のファンの方、ごめんなさいね。ところでこれってラブコメ?それともサスペンス?アクションもありましたね。何か色々な要素が含まれているので、ジャンル的にはどれに当てはまるのでしょうか?


失恋の痛手がきっかけで家族旅行していたジェンの前にあまりにも上手く理想的な男性が現れるなんて、、、、。
しかも男性はCIAのスパイ。あまりにも非現実的な話じゃあないですか。


この衣装が彼女の身体に上手くフィットしない。もがく姿はやはりコメディぽい?か


アシュトン・カッチャーは確かに格好良い男性なのですが、アクションするイメージがなかったので、アクションしている彼にちょっとびっくりしましたね。お話の設定もちょっと無理があるようにも思うのですが。
知りあって結婚するという経緯もあっという間で、、、、。知らぬ間に3年が経過という流れです。3年の間アシュトン演じるスペンサーの秘密は分からないままというのもちょっと不自然な気もします。

新婚の2人、ラブラブモードもある意味コメディぽさあり。
キャサリンの笑声がどうも頂けません。これは以前の男と女の不都合真実でも気になった。

 あらすじ(Movie Walkerより拝借)

過保護に育てられたお嬢様のジェン(キャサリン・ハイグル)は失恋の傷を抱えたまま、両親とともに南仏へ旅行にやってくる。ジェンは、ホテルのエレベーターでスペンサー(アシュトン・カッチャー)と名乗る青年に一目惚れする。スペンサーもジェンに興味を持ち、惹かれ合うようになる。スペンサーはジェンの厳格な父(トム・セレック)から結婚の許しを得る。しかしスペンサーは、バカンスに来ていたわけではなかった。3年後、アメリカ郊外で幸せな結婚生活を送っていたジェンは、スペンサーの誕生日に南仏旅行を計画する。しかしスペンサーが気乗りせず、計画を断念する。そんなある日、オフィスに届いた小包に入っていたカードを見て、書かれていた番号にスペンサーが電話をかける。その最中、ジェンの父が入ってくる。スペンサーは慌てて電話を切る。スペンサーは父の車で、ジェンが用意した誕生日パーティーに行くが、さっきの電話のせいで心から楽しめない。

 ジェンが仕組んだサプライズパーティにスペンサー感激のようだったが、、、、。
心、ここにあらずという感じのスペンサー

ジェンはそんなスペンサーを見て、2人の関係に不安を感じる。翌朝、ジェンはサンフランシスコへ出張に出かける。スペンサーが、パーティーで酔いつぶれ、泊まっていた友人ヘンリーと朝食をとろうとしていると、突然ヘンリーがスペンサーに刃物を振りかざす。スペンサーは元CIAのスパイで、ある暗殺の遂行のため訪れた南仏でジェンと出会い、組織を抜けた。しかしメンバーの変更によって、命を狙われる身になっていたのだ。偶然家に戻ったジェンは2人の様子に戸惑うが、スペンサーの指示で銃を撃ち、彼を助ける。ヘンリーは、スペンサーの命を狙う者は他にもいると告げる。ジェンとスペンサーは車に乗り込み、逃走する。何者かに追撃され、モーテルに辿りついた2人は、スペンサーの元ボスの死体を発見する。ずっと事実を隠していた夫を責めるジェンだったが、彼女は彼の子を身ごもっていた。そんな中、新たな敵が2人に近づいていた。

  

 スペンサーの友人、ヘンリーにはロブ・リグル
このお顔、見憶えあるのですが、、、、。

友人ヘンリーはスペンサーにかけられた懸賞金2000万ドルに目がくらみ、命を狙う。

その後もヘンリー同様にスぺンサ―に関係するものが次々と懸賞金欲しさにスペンサーを狙う。人を見たら殺人犯と思え!と言わんばかりに、あいつもこいつもスペンサーに銃を向け発砲!何じゃこりゃ?

ジェンパパも、、、、?

解説(allcinemaより拝借)

「ベガスの恋に勝つルール」のアシュトン・カッチャーと「幸せになるための27のドレス」キャサリン・ハイグル共演で贈るアクション・ラブコメディ。幸せな結婚生活のさなか、突然命を狙われる身となったことから正体が元スパイだとバレた夫と、その大騒動に巻き込まれてしまうヒロインの運命の行方をユーモラスかつスリリングに描く。監督は「キューティ・ブロンド」「ラスベガスをぶっつぶせ」のロバート・ルケティック


※やっぱり全体に中途半端ですよね。もう少しジャンルを絞って描く方が良いのではないでしょうか。
先日公開された「ナイト&デイ」に近い感じですが、、、、。あれを意識しているのかな?

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/12/03
ジャンル コメディ/アクション
映倫 G

 

ということで今回も記事短めで終了!
オフィシャル・サイト
http://kisskill.gaga.ne.jp/
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愛宕参り、、、。愛宕山登山

2010-12-05 | 登山

今日は映画にも版画工房にも行かず、京都西北にある愛宕神社へ行きました。愛宕神社は火の神さまということで、火の用心のお札を受けるために。。。。。標高924mの愛宕山は京都で一番高い山です。

8時過ぎに自宅を出て、北野白梅町にある嵐電(京福電車)で終点嵐山へ。ここからさらに京都バスに乗り、清滝までです。すでにバスは登山者で満員状態。土日はおそらくこんな状態なんでしょうね。もちろん嵐山も観光客で凄い人でした。

終点清滝で降りるとここから登山道まで歩くのですが。今回は表参道ではなく、月ノ輪寺経緯で頂上まで目指すことに。狭い林道をテクテク。何人かの登山者に追い抜かれますが、マイペースでひたすら歩きます。でも少し飛ばしてしまいました。
それがヤバかった(汗)足は靴ずれで痛く、、、、。これから本格的な登りなのに。う~んほんまにヤバい

痛みを我慢してひたすら険しい山道を歩く。ストックを使うのを忘れ、慌てて取り出す。やはり使うと楽だわ~
しかし甘かった。足が思うように上がらず、、、、。ドンドンスピードが遅くなってきた。軽いコブラがえりも起こる。途中休みを取りながら、ゆっくり歩こうと決意何とか中間点の月ノ輪寺に到着。トイレ休憩、靴を脱いで足をマッサージして。さあ残り40分で、頂上へ。

ところがそんなに甘くはなく、連続して続く急勾配に悪戦苦闘。何度も小休止を取りながら、ようやく尾根直前まで登ったものの、そこで、動けず。ちょうど休憩場所があったので、昼食を取る事となった。

足慣らしのつもりで登った愛宕山だったが、足慣らしどころではなく、大変な事になってしまった!さて無事に下りれるか?


昼食時、尾根から見た景色。


一難去ってまた一難!今度は愛宕神社へお札受けにまた登るのだが、階段の数、約145段くらいもあるらしい

今回の山行きは、このお札受けが目的なので、どんなことがあってもこれだけは行かなければならない。ということでガタガタ状態でスタート。

     
ひたすら登る                上から見るとこんな感じ

 本殿はもう少し   後わずかです! 倒れそう


登ったところはこんなかんじ。一番奥で御祈祷が行われていました。


社務所。ここでお札を購入しました。ちなみに小のお札、500円。大は700円。私は小2枚購入。
5枚、4枚買われる方もしました。

拝んで、お賽銭を入れて、、、、、。さあ下りることにします。

帰りは表参道から降りることに。表参道もかなりきついです
階段状の道が続きます。足が疲れていて、大変です!

                
途中見た大杉大神という祠                 分岐点にはお地蔵さん

 


表参道から見た景色、京都市内の街が一望できます。

13時に頂上を出発、登山口に着いたのは15時過ぎでした。前途多難な山行きでしたが、その割にはそんな時間かからず到着。

帰りはまた満員バスに揺られて嵐電嵐山駅まで、、、、、。

愛宕神社  ← 愛宕神社のHP

足に自信ある方、ぜひ愛宕山へ登りませんか?

 

 

 

 

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トラブル・イン・ハリウッド(2008)◆WHAT JUST HAPPENED

2010-12-03 | 映画:ミニシアター

 映画業界の裏側、暴露します。

豪華顔ぶれが気になって観に行ったのですが、、、、。中身はキャストほど豪華でもなく、ちょっとお粗末な気もする。ガ~ン!
ジャンルはコメディらしいけど、それほど笑いを取れるものでもありません。こけてもいいから、いっそのこと無茶苦茶やったらどうなの?なんて色々言いたくなる作品。

これまでにも映画界の裏側をテーマにした映画は結構あるそうです。たとえば「サンセット大通り」(50年)、近年では「ミストレス」(91年)等 プロデューサーには「アンタチャブル」や「ファイトクラブ」といった大ヒット作を手がけてきたアート・リンソンという方らしいが、、、、。
自身の回想録を脚本化して、主演にはアカデミー賞主演男優であるロバート・デ・ニ―ロ、監督には、「レインマン」でアカデミー監督賞に輝く名匠バリー・レヴィンソン。ハリウッドを代表する3人がタッグを組んだのにね。

アート・リンソンさんの体験が元に製作されたようですが、どうもその裏側の核心的なものがこちらには今一つ伝わらない気もする。何が大変なの?って感じがするんです。


ブルース・ウィリスは本人役で登場しています。髭ぼうぼうで腹は物凄く出ています。この作品のため、太ったのでしょうね。
かなりテンション高いです。ハイではありませんが、、、、。終始切れた状態。


あのショ―ン・ペンも本人役で登場。出番はそんなに多くない。これは映画の中の映画作品のポスターです。『フィアスリー』という作品。

あらすじ(allcinemaより拝借)

映画の都ハリウッドで活躍する映画プロデューサーのベンは、製作に携わったショーン・ペン主演作のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映を2週間後に控えていた。だがその矢先、監督のとんでもない演出のおかげで試写会の観客アンケート結果が散々だったために映画会社の女社長から作品の再編集を命じられ、監督を説得する役回りを務めるハメに。また、クランク・イン直前の最新作では、主演のブルース・ウィリスが作品のイメージとまるで違うヒゲ面にメタボ体型で撮影現場に現われ、ベンは頭を抱えるばかり。一方、プライベートでも1年前に別れた妻への未練を引きずり、悩みや難題が山積のベン。それでも彼は、全てを解決させようと地道に奔走していく。こうして、脱線しかけていたそれぞれの問題も何とか軌道修正され、いよいよカンヌの上映に臨むベンだったが…。


試写会で監督(マイケル・ウィンコット)が思いがけず「作家性」なるものを発揮してしまい、観客からブーイング!
ショーン・ペンだけでなく、犬までが殺される。この事で、非難轟々状態。アンケートも散々な感想です。

女社長ル―は、ただちに編集するように命じる。

 
問題の映画。この犬が凶弾に倒れる。


監督は編集するように言われる、自信を持って作った作品なのに、何故に変更しなくちゃいけないのか!立腹。なだめすかすベン。

一方でブルース・ウィリス主演での作品のクランクイン直前。何を考えたか突然熊のようなヒゲ男になっているブルース。本番までにこのヒゲを剃らせないと、映画会社が撮影を中止させると宣告している。ところがウィリスはスター俳優の我が侭ぶりを存分に発揮して、「撮影中止にできるものならしてみろ!」とすごむ。
ベンはウィリスのエージェント(ジョン・タトゥーロ)に説得するよう強く迫るのだが、大物クライアントの機嫌を損ねたくないエージェントはのらりくらりとこの要求から逃げ回るばかり。



とにかく面白いなあと思う場面も少ない、ひたすら退屈でした。そんなことで、またとなりました。

解説(allcinemaより拝借)

ハリウッドの内幕を主演のロバート・デ・ニーロをはじめ豪華アンサンブルで描いたシニカル・コメディ。多くのヒット作品を手掛けたプロデューサー、アート・リンソンの回想録を映画化。業界関係者や俳優のワガママに振り回され、トラブルに巻き込まれながら、私生活でも問題を抱える忙しない映画プロデューサーの2週間を赤裸々に綴る。監督は「グッドモーニング,ベトナム」「レインマン」のバリー・レヴィンソン。


カンヌの舞台。これ本物?

ところでこの映画、編集されていましたっけ?

これだけ豪華キャストなのに公開はかなり小規模だったらしいです。やっぱり内容今一つが原因かも?


ベンの別れた妻の娘ゾ―イにはクリステン・スチュワ―ト。『トワイライト』シリーズでお馴染の若手女優さん。

メディア 映画
上映時間 104分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(フリーマン・オフィス)
初公開年月 2010/09/04
ジャンル コメディ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.tih-movie.com/
ということで今回は記事短めで終了します。
※そういえば、今月11日公開のデ・ニ―ロさん出演の「ストーン」、ちょっと面白そうですね。これに期待しましょう!
Comments (3)
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師走ですね♪12月上映の気になる、観たい映画の紹介で~す!

2010-12-01 | 映画全般

今年は夏の暑さが厳しかった9月になっても暑さは衰えず、、、、。ようやく秋の気配がと思ったら急に真冬のような寒さが到来。
結局秋らしい気候はほんの僅かでした。一体どうなっているのかしら?

さて師走です。いよいよ2010年最後の映画紹介となります。かなり上映作品多いですよ!

まずはシネコン上映作品の紹介

12月3日公開

キス&キル
アシュトン・カッチャーがキャサリン・ハイグルを相手役に迎え、一筋縄ではいかない恋の試練に立ち向かう。監督は、『男と女の不都合な真実』のロバート・ルケティック。理想の相手に出会えたものの、真実を語れない主人公のジレンマが共感を集めそうな一作。

GEMER:ゲーマー

生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げるオンライン・ゲームが大流行中の2034年を舞台に、ゲームの世界に駆り出された男の死闘を描くサスペンス・アクション。主演はジェラルド・バトラー

12月4日公開

エクスぺリメント

1971年、6日で中止となった実在の“スタンフォード大学監獄実験”を映画化。ドイツ映画『es[エス]』のリメイク版です。さてオリジナル版を超えることが出来るか?

12月10日公開

ロビン・フッド

伝説の義賊、ロビン・フッドの物語を『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と、ラッセル・クロウの黄金コンビが手掛けた歴史スペクタクル大作。歴史物には疎いので、さて本作が私にとって楽しめるか?

12月11日公開

ストーン

ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、そしてミラ・ジョヴォヴィッチという豪華競演によるクライム・サスペンス。詳しくは書きませんが、、、。面白そうです。これ前売りチケットが販売されていません(涙)

ノルウェイの森

1987年に刊行された村上春樹の小説「ノルウェイの森」の映画化。主演はあの松山ケンイチ。

12月17日公開

トロン

父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の存亡を賭けた死闘に挑むSFムービー大作。随分前からバンバン予告していますが、、、。どうなんでしょうか?前売りが1600円ですよ。えらい高いですね。

12月23日公開

きみがくれた未来

『セブンティーン・アゲイン』のバー・スティアーズ監督と、ザック・エフロンが再び手を組んだ感動のヒューマン・ドラマ。

さて次は、ミニシアター公開作品です。

12月4日公開

セラフィーヌの庭

1912年パリ郊外、貧しくも植物から絵の具を作り黙々と絵を描く家政婦セラフィーヌはドイツ人画商ウーデに見出される。しかし時代は世界大戦、恐慌へと進み、二人の心はすれ違う…。実在の無垢な画家を描いた感動作。
セラフィーヌにはあのヨランド・モロー

12月11日公開

① 約束の葡萄畑ーあるワイン醸造家の物語

1808年フランス・ブルゴーニュ地方。若き農夫のソブランは村娘セレストと恋に落ち、葡萄作りに精を出す。そこに現れた天使ザスは二人の困難なワイン造りを見守る…。人生のすべてが詰まった奇跡のワインを求める叙情的な作品。
ジェレミー・レニエが若き農夫役です。

② 冬の小鳥

『シークレット・サンシャイン』のイ・チャンドン監督が脚本を気に入り、プロデュースを買って出た感動作。父親に置き去りにされた事実を受け入れられない少女の悲しくも切ない失意の日々と、そこからの再生のドラマを力強く描く。

③ ソフィアの夜明け

第22回東京国際映画祭コンペ部門で最高賞の東京サクラグランプリをはじめ、最優秀監督賞と最優秀男優賞に輝いた心を打つ人間ドラマ。ド●ック中毒患者の芸術家の兄と、反抗期の彼の弟の関係を軸に現代社会のもろさを描く。監督は、本作が長編デビュー作となるカメン・カレフ。本作撮影終了間近に急逝した故フリスト・フリストフが破天荒な兄を熱演する。社会の底辺でもがきながらも必死に生きようとする人々のリアルな青春が胸にしみる。

12月18日公開

酔いがさめたら、うちに帰ろう

戦場カメラマン鴨志田穣と、別れた妻・西原理恵子との家族の絆が紡ぎだす大きな愛の物語。アルコール依存症ともう一つの病を抱え、どん底で見つけた希望は「うちに帰る」ことだった…。大人のための心揺さぶられる名作。
永作博美と浅野忠信が夫婦で共演。

ジャーロ

イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントが、オスカー俳優エイドリアン・ブロディをプロデューサー兼主演に迎えて撮り上げた恐怖劇。

12月25日公開

クリスマス・ストーリー

 母の病気をきっかけに疎遠だった家族がクリスマスに集う。しかし絶縁された次男の登場で誰もが抱いていた不安や寂しさが現れ、やがて家族の物語はドラマティックに輝きを増していく。フランスの若き天才デプレシャンの新作!
カトリーヌ・ドヌーヴとマチュー・アマルリックが母子役で共演。何とクリスマスの日に公開される。

人生万歳!

名匠ウッディ・アレンが久々にNYに戻って撮った、記念すべき通算40作目の監督作。新たなミューズに抜擢されたのは注目の若手女優のエヴァン・レイチェル・ウッド。アレンおじさん、綺麗な方がお好きです。あ!誰もそうですね。

ボローニャの夕暮れ

第二次大戦下、美術教師ミケーレは娘ジョヴァンナが恋愛に縁がないことに気をもみ策を練るが、彼女は友人の殺人事件に関与したらしく身柄を拘束される。そして家族は離ればなれに…。イタリアからのほろ苦い人生の物語

 以上シネコン作品、7本。ミニシアター作品、9本。欲張るだけあげてみましたが、こんなにたくさんは観れないだろう。ということで12月がスタートしました。

 

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