銅版画制作の日々

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今週観た映画その②☆マッチポイント!欲望と運に翻弄される?

2006-09-23 | 映画:ミニシアター

なかなか観るチャンスがなかった「マッチポイント」をようやく鑑賞した。ご存知、名監督ウディ・アレンがアメリカからイギリスへ活動拠点を移した映画、第一弾主演の男優さんはちょっとホアキン・フェニックス似のジョナサン・リース・メイヤーズという人だ。トム・クルーズのMiⅢにも出演していたらしいが・・・。記憶にない相手役の女優さんはスカーレット・ヨハンソン彼女は「アイランド」でユアン・マクレガーと共演していたので、覚えている。年齢を知って何と彼女はまだ21歳なのだ。それなのにセクシー・美人・スタイル抜群いやあ~男性にとってはでしょうね。演技力もなかなかで、ウディ・アレンもお気に入りらしい。

お話ジョナサン演じる元テニスプレイヤークリスがプロを諦め、高級会員のテニスクラブでコーチになる事に・・・。そこで大金持ちの息子トムと知りあい、親しくなるのだ。オペラに招待を受け、その席でトムの妹クロエはクリスに一目ぼれ状態・・・・。早速クリスを親族のパーティに招待する。そしてこのパーティで、クリスはノラというアメリカ人の女優と運命的な出会いをする。挑発的で魅惑的なノラに惹かれるクリスだが・・・・何とノラはトムの恋人で婚約者そんなクリスは自分の気持ちとは別な方向へと進む。ロンドンに戻るとクロエとのデートが始まり、二人は結ばれるコーチでの生活に満足できないクリスに、クロエは父の会社へ誘う。父アレックもクリスを気に入り、管理職として、会社に迎えるのだクリスはチャンスを手にいれることにラッキーなクリスだが・・・頭の中にはノラのことが街で偶然ノラと会う機会があり、誘うも・・・・上手く行かない
そして再びトム・クロエの親族パーティに招待を受けるクリス。ここでクロエの父アレックより、会社の役員としてクリスを迎えるという大きなチャンスが巡ってくる一方ノラはトムの母より女優の道を諦めるようにと・・・・。怒りと悲しみを抑えられず、雨の中を飛び出すその姿を追いかけるクリス。ノラに拒絶されながらも、クリスは追いかける。そんな二人はいつしかのなかでとなる。
ロンドンに戻ったクリスには雨の中の情事が忘れられず・・・でもノラは「酒の勢いだったから」と冷たく突き放す。クロエの両親から娘婿にとの話にものれないクリス。しかしノラから義理の姉弟になると言われ・・・・心とは反対に結婚を決めるのだ。

高級マンションでの新婚生活がスタートその矢先、トムよりノラとの決別を聞かされるその事でクリスの心は揺らぎ急いで連絡を取るが、は不通・・・・部屋も引き払っていた
ノラのことが忘れられず、いらだつ毎日 ある日ひょんなところでノラとの再会を果たすそして密会ノラとの情事に溺れるクリス・・・・。不妊治療に勤しむ妻と愛人との二重生活が続くが、次第にクリスの順調だった生活は狂い始める日陰の身で我慢できないノラはだんだん不満をぶつけ出す。せっかく手に入れた上流階級の生活や仕事を捨てることも出来ないが、ノラへの愛欲も諦められないクリス攻め寄るノラの気持ちをごまかしながら生活や仕事の合間をぬって、密会を続けるクリスに、ノラから「妊娠した」と告げられる。堕胎するか、産むかでの激しいやりとりの二人。ノラは産んで育てたいと譲らないのである。妻との離婚を迫るノラ結論を出さないクリスに怒るノラ・・・。とうとう会社にまで押しかけ、「クロエに暴露してやる」と・・・・。ノラかクロエかちょっと浮気の臭いも感じる妻クロエ・・・。追い詰められたクリスはついに究極の選択に迫られる。はたしてそれはどういう事なのか続きは映画をご覧下さいませ

 愛欲と運に翻弄された男の取った行動とは

 きっとあるそんな男と女のやはり官能的で美しい女性が現れたら、世の男性
 は、すべてを忘れて翻弄されるのかもしれません。でもご用心後がどうなるか
 ラストは凄い展開なんだけど・・・・。さてどうなるのかな?という終わり方なんだ。
 皆で推測してみてはいかがだろうか・・・

  マッチポイント 詳細はHPをご覧下さいね

  マッチポイント特集 この映画についての情報満載です

 ※ラスト間近で、クリスは奪った指輪を川に投げ入れるのですが・・・。川には入らず、橋の縁にコロンと落ちるのです。やばいぞクリス

 

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11 Comments

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こんばんは! (アイマック)
2006-09-23 22:01:51
いつもTBありがとうございます♪



ジョナサン・リース・マイヤーズ>トム・クルーズのMi?にも出演していたらしいが・・・。記憶にない



うぅ。

まあ、あの映画はトムのプロモーションでもありますからね。仕方ないかな・・・

ファンとしては堂々主役のこの映画は大満足いたしました。^^



ラストは予期せぬ展開で、皮肉がきいてて、とても楽しめました~

リングの行方、スリリングでしたね!
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確か・・・ (charlotte)
2006-09-23 22:24:11
こちらにもお邪魔します。

結構まわりはブーイングのご様子でした。

まあ見てる途中は結構どの人物にも共感できないでいたのですが。

映画としては結構面白かったのかなと思います。

確か・・・ウディの作品でスカーレット&ヒューが共演するんですよね。違ったかな~。

もしそうなら・・・うー、ヒューもメロメロになっちゃうのかしらー。内心穏やかではないワタクシです…笑
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こちらにもありがとうございます! (Ken)
2006-09-24 02:10:13
mezzotintさん、こちらにもどうも!

この映画、スカーレット・ヨハンソンが出てなかったら全く違った印象だったんだろうなあ。

最近の女優さんの中では群を抜く存在感を持った人だなあと本作を観て改めて感じました。
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トラックバック、ありがとうございます。 (冨田弘嗣)
2006-09-27 20:17:44
 返事が遅くなり、申し訳ありません。「さよならさよなら・・・」でイギリスに行き、ウッディ・アレンは新しい世界を私達にみせてくれました。最近は観るべき映画には出合いませんでしたが、本作は素晴らしき秀作。スカーレット・ヨハンナンに恋心をいだき、シナリオに凝った。撮りかたに凝った。やはりウッディ・アレンはいつも恋をしていないといけのせんね。

 映画評論を読ませていただき、ありがとうございました。感謝します。  冨田弘嗣
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こんにちは (カオナシ)
2006-09-28 13:05:39
コメントありがとうございました。

最後は運に左右されるなんて、人生わからないものですねえ。

目をギラギラさせるだけじゃダメってことかな…
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Unknown (ニンマリ)
2006-09-28 23:16:35
私ははまりました。ラストなんか「こう来るか!」と、あまりに緻密に計算された脚本にやられてしまいました。メイヤースは『アレキサンダー』の時から目をつけていましたが、MiⅢの時は若いスパイ役でした。「あれ?あの役者いいなあ」と思って、帰ってパンフを見たらメイヤースでした。アレキサンダーの時はすごいメイクだったから、メイクをとったら誰か分からなかった。それでも良いと目をつけたということはやっぱり、私好みに光っているんでしょうね。
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うーむ (kino)
2006-10-07 13:55:13
ウディアレン爺をトリコにしてしまうスカーレット嬢、おそるべし。

そりゃ私が男でもほっときません。

でも、お話としてはあんまり好きじゃなかったなぁ。

3人とも身勝手で・・・。

イギリスのお金持ちの生活が覗けて面白かったけど!

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こんばんは! (伽羅)
2006-10-08 16:30:16
TB返し&コメント、ご親切にありがとうございました!!

当ブログのTB反映がスムーズにいかず、

ご迷惑をおかけしたようで、大変申し訳ありませんでした。



感心してしまうくらいハイペースで作っていても、

品質は落ちないんですよね。

ウディ・アレンの創作意欲って凄いなー。

クリスの優柔不断ぶりと、ノラのイライラする姿を観てると、

どよ~んと落ち込みました。

で、結末がアレですもの・・・ヒドイですよね。

でも人生ってこんなものなのかなー、正義はどこにあるんだ?

と、暗い気持ちにさせられました。
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こんばんは♪ (ミチ)
2006-10-09 20:45:36
クリスって本当にムカつくんですけど、映画的にはすごく面白くて最後まで目が離せませんでした。

イギリス映画が大好きなので隅々まで堪能いたしました。

もうちょっと博識だったらオペラの題名などが伏線になっていたような事も分かるのになって残念です。
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おはようございます♪ (とんちゃん)
2006-10-17 07:20:41
TB有難うございました♪

中々面白かったですね~~★

どのキャラも あんまり好きではないのに、気がつくと私はクリスを応援していました(汗)



勿論、あんな男、バチあたればいい!と思っているのに^^ 監督の手法にはまったみたいです(←単純なので 直ぐはまっちゃうみたい あはは)



でも指輪は欄干にあたって 手前に落ちたんですよね・・・もしかしたら あの子供はクリスの子供じゃなかったりして^^ 警察にパクラれた方がまだ良かった、そんな人生になるのかも

そんなラストでしたね^^
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