世界で最も有名な野外フェス
“ウッドストック”はこうして始まった。
「ザ・ファイター」鑑賞後、京都シネマへ移動。本作を鑑賞しました。ウッドストックといえば、野外コンサート。私はちょっとその世代からそれます。でもこのコンサートが世界中に影響をもたらしたのは、よく覚えています。
ヒッピーという人たちもこの時代、日本でも多く存在しましたからね。
これは、ウッドストックコンサート誕生秘話の話です。
初主演となるのはこのお兄さん、ディミトリ・マーティン。彼がウッドストックコンサートを自分の田舎町で実現したエリオット役を演じました。
彼の後ろに立っているダン役にはジェフリー・ディーン・モーガン
何か一昔前の青年という感じの方。60年代にマッチしています。所謂好青年かな。
彼の両親、母親が凄い!とにかくパワフルで、、、。かなり強烈なキャラです。
父親役にはヘンリー・グッドマン 何処かロバート・デ・ニ―ロに似ているような?
う~んこの人、何処かで見たような?皆さん見憶えありません。そう「ハリ―ポッターシリーズ」でホグワーツ魔法学校の先生役で登場したあのピンクのおばさんですよ!イメルダ・スタウントン 変われば変わるもんです。
そういえば、ラストでエリオットが父に、「母と何故?結婚したのか」なんて聞いていたけど、息子も不思議だったのでしょうね。
それにしてもがめついしせこいときているこの母。呆れかえるほど、見事に演じていたあのピンクのおばさん。流石ですね!
気がつけばかなり超有名人がいっぱい登場していた。
エリオットの幼馴染でベトナム帰還兵、ビリーに、エミール・ハ―シュ
最初分かりませんでした。よーく観ると彼だと。。。。
この人はすぐに分かる(笑)
リ―ヴ・シュレイバー ちょいとキモいけど。今回は女装趣味を持つ元海兵隊員 ヴィルマ
そしてマイケル・ラングのアシスタント:ティ―シャにはメイミ―・ガマー
ご存じメリル・ストリープの娘さん
フォルクス・ワーゲン女:ケリ・ガーナー、フォルクス・ワーゲン男:ポール・ダノ
とまあ良く観ればこんなに凄い顔ぶれだったのです。
ストーリー(映画情報サイトムービーネットより拝借)
テレビが盛んにベトナム戦争やアポロ11号関連のニュースを伝えている1969年の夏。ユダヤ系移民の家庭に生まれた青年エリオット・タイバーは、すっかり負け犬人生に馴染んでいた。グリニッジ・ヴィレッジのデザイナーとして成功した彼は、絵画の才能にも恵まれていたが、ニューヨーク州ホワイトレイクの実家で“エル・モナコ”という古びたモーテルを営む両親が悩みの種。かんしゃく持ちの母ソニアといつもぼんやりしている父ジェイクをどうしても見捨てることができないエリオットは、家業の手伝いに束縛される毎日に息苦しさを感じながらも、今日も銀行に出向いて借金返済の猶予を頼み込んでいた。34歳の若さで地元商工会の会長職も任されている彼のせめてもの願いは、大好きな音楽を生かして町興しをすることだった。
7月15日、エリオットの目に飛び込んできたのは、ウォールキルの町で行われるはずだったウッドストック・フェスティバルの開催許可が取り下げられたという新聞記事だった。この巨大な野外コンサートをホワイトレイクに招こうと考えたエリオットは、ウッドストック事務局に電話をかけ、すぐさまヘリコプターで視察に現れた若き主催者マイケル・ラングと意気投合する。“エル・モナコ”から3キロほど離れた町ベセルにある牧場をひと目で気に入ったラングは、コンサートの意義に理解を示すオーナーのマックスと交渉し、広大な草原をコンサート会場として借り受ける契約を締結。さらに運営組織の本部を“エル・モナコ”に設置することも決定する。かくしてジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ジョーン・バエズ、サンタナ、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・フー、ジミ・ヘンドリックスらのそうそうたる大物ミュージシャンが参加する夢のようなフェスティバルの誘致が、誰も予想しないほどのスピードで実現した。
ところがそのニュースが新聞で報じられると、ヒッピーに町を荒らされることを恐れた地元住民が一斉に反発。行きつけのダイナーに立ち寄ったエリオットは「恥を知れ!」と、こっぴどく罵倒されてしまう。その一方でベトナム帰還兵の親友ビリー、前衛劇団の座長デヴォン、女装趣味を持つ元海兵隊員ヴィルマらの積極的な協力がエリオットを勇気づけていく。
やがてフェスティバル初日の8月15日が目前に迫ると、いつもは狂騒とは無縁のホワイトレイクののどかな風景はがらっと一変。州警察は大渋滞で麻痺した高速道路の緊急閉鎖を発表し、テレビ・レポーターは「すでに50万人の若者たちが集まっており、さらに100万人が足止めされています!」と報じた。これは事務局の動員予測をはるかに上回る驚きの数字だった。
そしてついに訪れた8月15日、“エル・モナコ”の近くの湖は一糸纏わぬヒッピーたちであふれ、さながらヌーディスト・ビーチと化していた。そのほとりで耳を澄ますと、マックスの牧場の方角からかすかに演奏が聞こえてくる。いよいよ3日間に渡る歴史的なフェスティバルが開幕したのだー。
街おこしのため、エリオットは一大決心!
想像以上の出来ごととなるホワイトレイクの町
いよいよウッドストックコンサートの始まり!
マイケル・ラング(ジョナサン・グロフ)
エリオットはこれまでに無い不思議な体験を味わうことに、、、、。口にしなかったドラッグも。独特なこの世界観は、この場に入れば理解出来るような気もする。
父も母もファンキーな気分になる。
そして見どころは男女の全裸でしょうかね(笑)エリオットが場所を提供しているあの演劇集団も全裸で踊りまくる。卑猥というよりなんて表現したらいいのか?う~んあっさりすっきりなのかな?懐かしいさが蘇るかも、、、、。
作品紹介(goo映画より)
「アカデミー賞監督が本当に撮りたかった映画」をコンセプトに日本に紹介する“監督主義プロジェクト”。『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が本作で描くのは、後世に名を残す「ウッドストック・フェスティバル」が開催されるまでの道のりだ。フェスティバルをニューヨーク州の田舎町に誘致したエリオット・タイバー原作の回顧録「ウッドストックがやってくる」を基に、今でも語り継がれる伝説の野外コンサート開催の裏話が赤裸々に綴られる。心やさしい主人公の青年を演じた新星、ディミトリ・マーティンをはじめとするキャストの好演にも注目しつつ、見事に再現された1969年の空気を感じ取りたい作品だ。
メディア | 映画 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(フェイス・トゥ・フェイス) |
初公開年月 | 2011/01/15 |
ジャンル | 青春/ドラマ/コメディ |
映倫 | R15+ |
アン・リー監督
※少々中弛みで眠気が、、、、。
でも主人公がウッドストックを誘致しようと動き出してからは面白くなります。
コンサート自体はほとんど描かれないので、そこはちょっと肩すかしですが、おそらく権利関係でも描くのが難しかったんでしょう。
フェスティバルに出演したミュージシャンの楽曲も使われていますが、あまり前面に出てこないですし。
個人的にはちらっとでもジミヘンやジャニス・ジョップリンのそっくりさんを出してステージを再現して欲しかった気もしますが。
主人公と両親との葛藤はなかなか良かったです。
イメルダ・スタウントンはハリポタのドロレス・アンブリッジ役ですが、この映画ではすごい老け役でした。
リーヴ・シュレイバーの女装役が良かったです。
エリオット・タイバーはその後、作家・脚本家として成功。大学で創作と演技を教えているそうです。
ウッドストック・フェスティバル主催者のマイケル・ラングは音楽事務所社長だとか。