いやあ~凄い作品でした。何が凄いって?凄く奇妙な感じかな。せっかく夢のマイホームをと若いカップル。偶然入った不動産屋さんに紹介された住宅地は何と同じような家が碁盤のように並んでいる奇妙な場所。突然の不動産屋さんが消えたり住宅地から抜け出すために車を走らすが、紹介されたナンバー9の家の前にもどってしまう。まさに魔の場所。いきなり箱が出現!中には生まれたばかりの赤ちゃん。メッセージに育てれば抜け出せると謎の言葉。見る見るうちに成長する子供は、やがておっさんに・・・。とにかくここを抜け出そうと懸命になるカップル。しまいには精神を病んでしまう。なんとかなるのでは必死に祈りましたが、結果はバッドエンド。一体あの赤ん坊だった男は何者?そしてなんの目的でこのような事をするのか?????謎だらけのお話でした。ネタバレですが、実は本来の不動産屋さんもお陀仏でした。
この男何者?そして目的は・・・・?
解説
不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなったカップルの運命を描いたサスペンススリラー。新居を探すトムとジェマのカップルは、ふと足を踏み入れた不動産屋で、全く同じ家が建ち並ぶ住宅地「Yonder」を紹介される。内見を終えて帰ろうとすると、すぐ近くにいたはずの不動産屋の姿が見当たらない。2人で帰路につこうと車を走らせるが、周囲の景色は一向に変わらない。住宅地から抜け出せなくなり戸惑う彼らのもとに、段ボール箱が届く。中には誰の子かわからない赤ん坊が入っており、2人は訳も分からないまま世話をすることに。追い詰められた2人の精神は次第に崩壊していき……。「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグと「グリーンルーム」のイモージェン・プーツが主人公カップルを演じる。プーツは第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。
映画『ビバリウム』予告 2021年3月12日(金)全国ロードショー