覗いてはいけない、禁断の闇
またまたお久しぶりです。ようやくシネマに出かけて来ました。7月末以来です。気になっていた映画はほとんど終了してしまい、、、、。この作品も来週までということを知り、慌てて観に行って来ました。
暑いこの時期にお薦めですかね。じっわっと汗ばむそんな感じの作品です。設定時期も真夏ということからでしょうか。あのニコール・キッドマンが印象的です。美人な彼女が余計に妖艶に見えます。今までの印象とはちょいと違いますね。高貴な印象が強かったのですが。この作品でこういうアバズレぽいものも上手いんだと思いました。やはり演技力が凄いということなんでしょうね。60年代のアメリカということで、ニコール演じるシャーロットのファッションもなかなかお洒落。このあたりも注目ですね。
ちょいとクレージーな雰囲気がまた色っぽい
無茶苦茶厚化粧でまるでお人形のようです。(バービー人形を思い出す)
主役のジャック役のザック・エフロンは奥手でうぶな青年をこれまた上手く演じていますね。イケメンな彼ですが、こういうシャイな役良いですね。その他にマシュー・マコノヒーが兄役、そしてあの良いイメージのジョン・キューザックがなんと悪役で登場。今までとは違った味でこれもイケるんですよね。
マシュー、後半は散々だった。ネタばれですが、実はゲイだった?!
あらすじ(Moviewalkerより)ネタばれ含みます。未見の方読まないで下さい。
1969年、フロリダ州モート郡の小さな町。大学を中退し、父親(スコット・グレン)の会社で新聞配達をしているジャック・ジャンセン(ザック・エフロン)は、取りたててやりたいこともなく、鬱屈した日々を過ごしていた。母親は幼い頃に家を出てしまい、父親の現在の恋人エレン(ニーラ・ゴードン)とはまったく馴染めない。極度にオクテでガールフレンドもいないジャックが心を許せる話し相手は、黒人メイドのアニタ(メイシー・グレイ)だけだった。そんなある日、大手新聞社マイアミ・タイムズに勤める兄ウォード(マシュー・マコノヒー)が、同僚の黒人記者ヤードリー(デヴィッド・オイェロウォ)を伴い、4年前にモート郡で起きたある殺人事件の死刑囚の冤罪疑惑を再調査するために帰省する。人種差別主義者の保安官が刃物でめった刺しにされたこの事件は、ヒラリー・ヴァン・ウェッター(ジョン・キューザック)という貧しい白人男性が逮捕され、既に死刑判決が確定していたが、ウォードは裁判が極めて不公正な状況で行われたため冤罪の可能性があると睨んでいた。運転手として彼らの取材を手伝うことになったジャックは、オフィス代わりのガレージに突然訪ねてきたシャーロット・ブレス(ニコール・キッドマン)に目を奪われる。今回の取材の依頼主であるシャーロットは、獄中の死刑囚ヒラリーと手紙を交換しただけで意気投合、婚約まで交わした女性だった。出会った瞬間に恋に落ちたジャックは、刑務所でのヒラリーとの面会に同行するが、ヒラリーは初めて対面した婚約者シャーロットへの欲望を剥き出しにする。そんな中、ウォードは殺人事件当日の夜、ヒラリーが伯父のタイリー(ネッド・ベラミー)とともにゴルフ場に忍び込んで芝生を盗んだという話を聞き出す。タイリーはヒラリーのアリバイをそっくり裏付ける証言をしたが、ウォードとジャックは彼らが口裏を合わせたのではないかと疑念を抱く。やがて殺人事件の深い闇に分け入り、叶わぬ恋に身を焦がすジャックは、想像を絶する悪夢のような現実を目の当たりにすることになる……。
ジャックが焦がれる気持ちはなんとなくわかるような気がするな。とにかくニコールはこの役がとてもはまっている。息詰まるものを感じる作品だけどだんだんこの雰囲気にのめりこんでいく私。こういう雰囲気の映画はなかなかお気に入りなのです。サスペンスとしてはう~ん何か違うような気もするんだけどね。人間の心理描写はうまく描かれているような。
ジョン・キューザック
こんなお顔なのに意外に凶器ぽい役が合うんだなあと改めて感心!!
ジャックの家のメイドアニタもなかなか良かった。この時代の黒人への差○も非常に強かったのだというのもよく描かれていました。ときおり「ニガー!」という黒人への言葉も頭に焼きついています。
メディア | 映画 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(日活) |
初公開年月 | 2013/07/27 |
ジャンル | ミステリー/ドラマ/サスペンス |
映倫 | R15+ |
解説(allCinemaより)
ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックら豪華俳優陣による鬼気迫る怪演が話題を集めた異色ミステリー。ピート・デクスターの同名ベストセラーを「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が映画化。1960年代末期のアメリカ南部を舞台に、ひとつの冤罪疑惑を巡って、社会の闇と関係者たちの心に潜む狂気が露わとなっていくさまを、鬱屈した青春を送る青年の目を通して描き出す。
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