銅版画制作の日々

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天使の分け前(2012)***THE ANGELS' SHARE

2013-04-25 | 映画:ミニシアター

 かけがえのない出会いとスコッチウイスキーがもたらす“人生の大逆転”!

好き度:=70点

京都シネマにて鑑賞。ケン・ロ―チ監督最新作ということで観て来ました。この監督というと何となくダークで深刻なイメージがあるのですが、今回はハートフルなコメディタッチな作品でした。

とはいえ主人公のロビーは暴力沙汰を起こして行き場もなく明日はどうなるか分からない人生。そんなとき恋人レオニ―の妊娠が発覚!あやうく刑務所行きは間逃れる。そのかわり300時間の社会奉仕活動をするはめに、、、、。そんな彼にその活動をきっかけに新たな出会いがあるわけである。

主人公ロビーを演じたポール・ブラニガンは本作でデビューしたまったくの新人さんらしい。なかなか好感のもてる素敵な青年。新人さんとは思えないなかなかの演技。個人的には好きなタイプでした。


なかなかの好青年♪ 酒の味が分かる男はやっぱりイケメンかも(笑)

詳しいあらすじ(allcinemaより)

長引く不況で若者たちの多くが仕事にあぶれるスコットランドの中心都市グラスゴー。教育もままならない環境に育ち、親の代から続く敵対勢力との凄惨な抗争が日常と化した日々を送る青年ロビー。恋人の妊娠が判明し、心を入れ替えようとした矢先に再び暴力事件を起こしてしまい、裁判所から300時間の社会奉仕活動を命じられる。

 ハリー(左)、この人がとても人情味厚い人物で好感大!

そこで彼が出会ったのは、同じく社会奉仕を命じられた男女3人の若者と、彼らの指導にあたるウイスキー愛好家の中年男ハリーだった。ロビーはやがて、親身に接してくれるハリーからウイスキーの奥深さを学び、興味を持つようになる。そして、ひょんなことから“テイスティング”の才能に目覚めるロビーだったが…。

テイスティングの才能に芽生えたロビーはその才能を活かしウィスキーのオークションでちょいとやらかすことに。

オークションに出ている客と何やら交換条件をつけて銘酒を売りつけようと企む、、、、。メンバーは同じく社会奉仕をしている男女3人だ。


4人はキルトを履きそのオークションに臨む。銘酒を上手く蔵からゲット!!その銘酒でさてどんな風に人生が変わるのか?


途中警察に目をつけられヤバい場面も・・・・。 

 ハラハラドキドキものでしたが、最後は爽やかなラストとなり、、、、。ケン・ロ―チ監督にしては素敵なエンディングでありました。

解説(allcinemaより)

「ケス」「麦の穂をゆらす風」の名匠ケン・ローチ監督が、荒んだ環境に生まれ育ったスコットランドの若者を主人公に描く感動のハートフル・コメディ。暴力に明け暮れた先の見えない生活を送る青年が、ウイスキーが取り持つかけがえのない出会いをきっかけに初めての希望を見出すさまと、仲間たちと挑む人生の一発逆転を賭けた一世一代の大勝負の行方を、スコッチウイスキーの奥深い世界とともにユーモラスかつ痛快に描き出す。主演は本作のリサーチ中に見出されたという新人、ポール・ブラニガン。

※主人公を演じたポール君、まさにこの主人公ロビーと同じく問題児だったらしい。その彼がなんと2013年公開作品でスカちゃんと共演するそうです。まさにラッキーボーイですね。

 

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 イギリス/フランス/ベルギー/イタリア
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2013/04/13
ジャンル コメディ/ドラマ/青春
映倫

G

 

追記:天使の分け前(Angels’ Share)」とは、ウイスキーの原酒が樽の中で熟成中、年数%蒸発して失われる分のことをいう。

 

オフィシャル・サイト
http://tenshi-wakemae.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Comments (6)
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