銅版画制作の日々

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ジグマー・ポルケ展:不思議の国のアリス

2006-05-29 | アート

先日やっと「ジグマー・ポルケ展」に行ってきました。作品展数は30点。ただリトグラフ・シルクスクリーンの小品40点を一つとして数えているので、厳密に作品の数は70点くらいになります。この小品もなかなかいいです。色彩の面はシルクで上手く色分けされており、その上にリトグラフでさまざまな線を表現しています。その線は抽象的だったり、人の顔・コーヒーカップといった具象的なものです。今回ポスターになっている絵画は、この展覧会のサブタイトル不思議の国のアリスですいくつかの布地をあわせ、その上に絵を描いています。このような絵画が5~6点、後は顔料やミクストメディア・油彩などを使っての作品が多くを占めていました。布地を使っての作品「結合」が個人的には好みでしたが・・・・。ポストカードにはなっていなくて、残念でした図録はちょっと値段が高いので、買わずドイツを代表する抽象絵画の代表的な方だそうです。今回ご本人の協力もあり、日本で開催されたようです

    展覧会会場の作品の配置図

    不思議の国のアリス 1971年
   ミクストメディア・プリント布地 300×290cm

   園 丁 1992年
   アクリル絵具・合成布地 290×290cm

  6月11日(日)まで、大阪国立国際美術館で開催中です

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