霧の中での

今日は、霧の中でのお散歩でした。

霧が出ていたのにお散歩に出掛けたのではなく、
途中から霧が出てきて、その霧がだんだん深くなり、
やがて視界を遮るかと思うほどの霧になったのです。

今日のお天気が良くないことは、昨日の予報で分かっていました。
なるほど、今朝起きてみますと雪で真っ白になっていました。
ただ、降った雪が少なかったことと、早い時間から解け始めたこともあり、
しかも薄日が差してきそうな気配もありました。

「行けるとしたら、今しかないね。」と主人が言いました。
午後からもお天気が悪くなることを考えて、
１０時に大急ぎで出かける準備をし、出発しました。

でも出掛けるときには、すでに空模様が怪しくなり始めていて
雨が降り始めたら引き返そうと話したくらいです。

それでも、コースの３分の１ほどまでは何とか降らなかったのですが、
そのあたりから霧が出始めていました。
その霧は…、主人は「これは霧ではなくて、雲かもしれないね。」と言うくらい濃く、
着ている服が湿ってくるような感じでした。

我が家まであと２００ｍという最後の曲がり角が見えてきたところで、
森の木々に雨が当たる音が聞こえてきました。
でも後は、森の木陰を抜けると我が家ですから、
さいわいにも、濡れることなく帰れそうです。

案の定、我が家に帰り着くや、みぞれが降り始め
その降り方も、積もるほどの勢いとなっていました。

お天気が良かった（？）時間は、私たちがお散歩に出かけていた
あのわずか１時間程度でしたから、ちょうど良いタイミングだったようです。
こんな日でもお散歩ができて良かったです。


　お散歩コースは濃い霧でした。


　振り向くと、霧が追いかけてくるようにも見えます。