今度は大丈夫です。

お散歩コースの道沿いに、一軒の別荘がありました。
私達がそのお宅の前の道を通るようになってから数年が経ちますが、
どなたかが来ておられることは、滅多にありませんでした。

昨年の初夏、そのお宅の表札が変わりました。
そして、そこに引っ越してこられたのは、同じ県内に住んでおられたご夫婦です。
同じ県内…と私が思っているのは、車のナンバーが『山梨』であること、
そして、お庭の植木や鉢植えを、以前のお住まいから車で少しずつ運んできておられる
ようだからです。

昨年の夏のある日、奥さんの声に、私達はお散歩の足を止めました。
「水仙を植えられませんか？」

ちょうど、軽自動車で（前のお住まいから？）運んでこられたところでした。
「たくさんあるので、持って行ってください。どんなところでも育ちますよ。」
そう言われましたので、「では、育ててみます。」と、頂くことにしました。

しかし、今まで、いろいろな人から「どんなところでも育ちます。」と言われながら、
どれほどの植物を消滅させてしまったことでしょう。
日差しに弱かったり、虫や花のアレルギーなどで、お庭に出なくなったこともあって、
我が家のお庭は、自然のまま…の手入れをしていないお庭です。

ところが一昨日、その水仙の丈が２０ｃｍ程になっていて、つぼみを付けていました。
冬には、一旦、凍てつき、枯れていたのですが、今度こそ…、
この水仙は大丈夫、花を咲かせそうです。

昨日は、お天気が良くて温かい日でしたが、咲きませんでした。
今日は、雨が降って寒いので…、やはり咲きませんでした。
明日は…、お天気も良くなり、温かくなりそうです。
咲いてくれるでしょうか。


　５月になるとサイべりアン・アイリスが咲く場所です。
　水仙は、その一角に植えています。