想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

明日は冬至

2017-12-21 21:24:43 | 日記
明日は、二十四節気の一つ『冬至』。

一年でお昼が最も短い日ですが、
昔は、この日を境にお昼が長くなると思うと
ちょっとうれしい気分になっていました。

今は…といいますと、以前ほどではありませんが、
やはり、どこか嬉しい気持ちにはなります。
夜が長いのは、ちょっと寂しいと思うからでしょうね。

冬至といえば、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べることが思い浮かびます。
その昔は、お医者さんに掛かるのも大変でしたので、
寒い冬至の時期の、病気にならない予防として、こうした風習があったのでしょうか。

ゆず湯は、血行が良くなり身体が温まるため、風邪を防ぎ皮膚を強くする効果があり、
かぼちゃは、ビタミンEやβカロテンが豊富で、肌や粘膜を丈夫にし、
感染症などに対する抵抗力をつけることができ、風邪をひかないと言われています。
夏に収穫されたものを貯蔵し、野菜の少ないこの時期の大切な栄養源として食されるのは、
寒さに向かって糖分が多くなっているので栄養豊富で、貯蔵性もあり、
冬を乗り切るための大切な食材だったのでしょう。

私が生まれ育った家には、庭に柚子の木がありましたが、
食用として使うのはわずかでした。
焼き魚などの上に、薄く削ぎ切りにした柚子の皮が載っていたり、
お正月に作る千枚漬けに、皮を千切りにして入れてあったりしました。
皮だけを食べて(?)いたということです。

子供の頃は、冬至にはゆず湯に入りました。
我が家のゆず湯は、柚子を4~5個、布袋に入れたものが、湯船に浮かんでいました。
それで、身体をそっと撫でるようにしていたのを思い出します。

余談ですが、先日、柚子をWikipediaで調べてみましたら、
柚子は、種子から育てる実生栽培では、結実まで10数年掛かってしまうため、
結実までの期間を短縮するため、カラタチへの接ぎ木により、数年で収穫可能にすることが多い。
と記されていました。
庭の柚子も接ぎ木がしてあったのかどうか、今となっては知る由もありません。
また、成長が遅いことから「桃栗3年柿8年、ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがあるそうです。
でも、この言い方は、柚子に可哀そうですね。

今、シャワー党の我が家では、ゆず湯に入りませんし、
糖質制限を始めてからは、糖質が多いカボチャを食べることもなくなりました。
でも、糖質制限のお陰でしょうか、
二人とも風邪もひかず、元気に過ごしていますが、
これからも今の生活を続けて、この厳寒の時期を過ごしたいと思っています。


 今日のスイーツです。
コメント
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