想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

季節の食材を…

2014-06-07 22:18:55 | 日記
昨日の夕食に、鮭を食べました。
鮭と言っても、ただの鮭ではありません。
とろけるほど、とってもおいしい鮭なのです。

その鮭は、『時鮭』、または『ときしらず』と呼ばれます。
毎年5月から7月頃にかけて、三陸沖や北海道沖で捕れるサケ(シロザケ)のことを言い、
鮭が旬の季節の秋ではなく、春から夏にかけて捕れるため、時期が異なるという意味で
「ときしらず」と呼ばれると書いてありました。

また、時鮭となるのは日本の河川で生まれたサケではなく、
ロシア北部の河川で生まれたサケと考えられていて、
回遊中に日本の近海に現れた若い個体であり、
まだ成長途中で卵巣や精巣も成熟していないため、
身肉に栄養素や脂が凝縮されていて、非常に美味だとされる…とも書いてありました。

私達が、この『時鮭』に出会ったのは、3年前でした。
場所は、同じ北海道でも釧路です。
ホテルの近くのお食事処に行った時、勧められました。
塩焼き…というただそれだけの『鮭』でしたが、驚くほどおいしかったのです。
それが、「ときしらず」でした。

それ以来、北海道に行くと、『時鮭』が売っている時には買いますが、
必ずしもおいしい…ということでもないのが残念です。
それは、『時鮭』として売ると、高く売れるということから、
『時鮭』ではない鮭を、『時鮭』として売っていることがあると聞きました。

昨日の鮭は、まさに『時鮭』でした。
アルミホイルに載せ、ロースターで焼くと、鮭から脂が出てきます。
シイタケやピーマン、えのきなどを一緒にアルミホイルに載せておくと、
鮭の脂が野菜に絡んで、おいしい添え野菜が同時に出来上がります。

北海道は、おいしい食材がたくさんあります。
今日は、アスパラを食べました。
これからも、旬のものを中心に、お食事を楽しみたいと思っています。


 このあたりには、ルピナスが咲き始めています。
 ルピナスは、ラテン語でオオカミを意味する「ループス(lupus)」が語源で、
 オオカミのように、荒れ地でも生育する強靭さをもっていることに由来するといわれるそうです。
 花言葉:「いつもしあわせ」
コメント
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