大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

日本最長距離路線バスの旅(後編)

2009-08-19 | 

(上野地から新宮駅まで)
12時30分、昼飯もそこそこに上野地を出発、八木駅より195分経過。
十津川に沿って30分ほどすると十津川村役場へ、コンクリート3階の建物に
ビックリする。ポツポツと登山格好の人たちが降りていく。



ほどなく十津川村内唯一のスーパーがあるメインストリート、十津川温泉に到着。
3回目で最後の休憩が10分。入りたかったが次のバスが二時間後、諦める。
バスセンターに足湯があったが、場所はトイレのまん前、これは微妙!
足湯の裏手に源泉販売スタンドがあった。10ℓ200円、泉質は炭酸水素塩泉。



この十津川バスセンターの入口脇に南谷山高岩寺平谷小学校跡の山門が
残っていた。これは、明治初年、廃仏毀釈により廃寺となり平谷小学校の
校門として昭和40年まで使われていたという。前が二津野ダム湖。



バスセンターを13時43分定刻出発、いつの間にか遅れを取り戻していた。
いつの間にか、十津川が左側に、櫟砂古(いちざこ)、果無隧道口(はてなし)、
難地名を過ぎるて、桑畑隧道を抜けると右側に名前は判らないが大きな滝が見えた。



立派な七色高架橋を通り、道の駅奥熊野へ。この辺には世界遺産熊野古道(小辺路)
の矢印が多くみられるようになる。熊野本宮大社をほぼ定時に通過、すぐ右折して
薄暗い山道の熊野街道311号に入る。10分ほどで日本最古の湯といわれている、
小栗判官伝説で有名な湯の峰温泉に到着。思いの外、人が大勢いて驚く!





311号四村川沿いに暫く走り、渡瀬から242号、すぐ大塔川の241号に入ると
川原を掘ると温泉が湧き出すという川湯温泉郷になる。川遊びの人が大勢!
どこからこんなに人が集まるのかと思うが、人がいてホッとする。



成石というバス停を過ぎた。成石兄弟という案内板が見えた、大逆事件で
死刑になった成石平四郎はここの出身なのだろうか?講川で元の168号に戻り、
しばらく南下すると道の駅「静峡街道熊野川」が見えてくる。



時間は15時を回った。通算で約350分経過、42号を右折、急に家並みが
増えてきた。新宮高校を過ぎてすぐ新宮駅に着く。4分の遅れの15時43分到着、
驚異的な正確さに驚いた。



途中の休憩場所で発車のとき、運転手が人数の確認をしていた。運賃を
払って降りた人を数えていたとも思えないし、出発のときどうして乗車客の
人数が確認できるのか不思議だった。
あと、大和八木から乗車の場合、猿谷ダムなど右手(運転者側)にみえるので、
写真など写す場合、右側の運転手の真後ろがベストポジション。
日本最長距離路線バスの旅(前編)

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