大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

JR鳥羽駅

2023-07-06 | 

15年ほど前、0番線ホームを探してウロウロ、旅をしたことがある。宿は三重の松坂に取ったが、名古屋からJR快速「みえ」で鳥羽駅にいった。0番線は2021年3月に閉鎖されたが、未練がましく0番線のあったホームを見に行った。現在の1番線の手前に0番線ホームがあった。


鳥羽観光の拠点駅でもあるJR鳥羽駅も観光客のほとんどが近鉄を利用するみたいで、鳥羽駅で乗降客は自分たちを含めて3組の7名だった。JRの快速「みえ」は、名古屋駅 と鳥羽駅間を関西本線・伊勢鉄道伊勢線・紀勢本線・参宮線の4線経由で運行している。一方、名鉄特急は名古屋駅 と鳥羽駅間を名古屋線・山田線・鳥羽線の3線経由で運行している。JRのほうが1線多く乗れると同行の家人に行ったら早くて楽な特急の方が良いと云われてしまった。JR鳥羽駅は無人駅であまりの寂しさにびっくりしてしまった。出口で回りを眺めていたら、家人が戊辰の戦いは此処から始まったのかと聞かれた。一瞬、何を言っているのかと思った。家人は鳥羽伏見の戦いは、ここから始まったと思っていたようだ。
鳥羽には昼食を取りに行った。駅から5分ほど歩いたところに大きな飲食店や御木本真珠店がある。危険地帯には近寄らないことにして、駅から2分の長屋みたいに店が連なっている鳥羽さざえストリート(駅前商店街)の生け簀がある店に入った。

小田原の伊勢海老は夏が解禁になる。冬の伊勢海老はどうかなと、刺身と焼きを頼んだ。



焼きはほんのすこしだけ甘みがあったが、刺身は塩気が強く、甘みが感じられなかった。小さな水槽に入れられ、いつ食べられるかとビクビクしながら餌も食べられず、身が痩せてしまったのだろうか。伊勢海老の頭で味噌汁を作ってくれた。これは非常に美味しかった。アワビとカキも焼いてもらった。


伊勢志摩の地元でアッパ貝と呼ばれているホタテ貝を小さくして貝殻に赤や黄色の色がついている檜扇貝をサービスで焼いてくれた。この檜扇貝、メニューに「Noble scallop」とあった。スマホで検索したら高貴なホタテ貝とでた。檜扇貝の原産地はどこなのだろうか。

松阪に戻ろうと南口のJR鳥羽駅に行ったら辺境秘境の駅みたいに誰もおらず、構内がガランとしており何か気の毒になってしまう。時間の関係で、近鉄特急で松阪にいった。
JR側から近鉄への連絡通路と近鉄側ホームからJRホームを見る。


0番線ホームの旅(2001/9/11)

 

 

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