最新の住宅ニュースから

●住宅保証機構、10年延長保証制度を創設へ

　住宅保証機構は、10年延長保証制度の創設に向けた検討を本格化する。
　新たな制度は、住宅性能保証制度に登録住宅が保証期間を満了する際に、一定の点検と必要な補修工事を行った上で、さらに10年間、基本構造部分を保証するもの。
　瑕疵担保責任の履行のための資力確保の義務化の動向を踏まえつつ、制度創設に向けた検討を行う。


●優良住宅ローン、つなぎ融資、土地購入資金融資の利用を拡大

　優良住宅ローン（東京都新宿区）は、住宅保証機構と土地購入資金、工事資金の「つなぎ融資」の住宅ローン商品「マイホームサポートスリー」の住宅完成保証制度の提供について提携した。
　サポートスリーは、「フラット35」を申込済のサポートスリー提携会社の施工物件に対しフラット35の融資実行前に、工事資金や土地購入資金をフラット３５と同じ金利で融資を行うというサービス。
　同サービスは、これまで、信用力の問題などにより利用対象工務店が少なかった。今回の提携により、住宅完成保証制度に登録することでつなぎ融資などの利用が可能になった。