今日の続編日記は、今お茶の間鑑賞している映画『イタリア旅行』(1953年製作 ロベルト・ロッセリーニ監督 イングリッド・バーグマン ジョージ・サンダース主演)のことです。添付した写真は、映画の一シーンのまだ魅力的なイングリッド・バーグマン(当時38歳)です。
この映画にもナポリやカプリ島が出てきますので、私は南イタリア旅行観光にあたって、予備知識習得の意味で、超久しぶりのDVD鑑賞しています。
この映画は、イギリスに住む裕福な夫婦が、夫の伯父の遺産であるイタリア・ナポリにある別荘を売却処分する為、イタリアを訪れた時、お互いの不満が爆発した夫婦の危機を描いた恋愛劇です。主演のイングリッド・バーグマンは、この映画のロベルト・ロッセリーニ監督と結婚して3年目でした。でも、お互いの関係が悪くなってしまい、ロッセリーニが映画撮影を通じてイングリッド・バーグマンとの夫婦関係を良くする為、この映画を製作したと噂されています。
ロッセリーニも関与したこの映画の脚本には、ロッセリーニ自身が妻のバーグマンから日頃から言われたことを、そのまま台詞にしたと思われる言葉があります。バーグマンが映画で語っているとても興味深い言葉を、以下に引用・掲載します。
『あの人はうぬぼれ過ぎて、傲慢だわ!』
『何でも知ってるふりをして、憎らしい!』
でも、車の中で離婚話をしている二人は、ナポリでの祭礼の群集に巻き込まれた時、お互いの愛情を改めて感じ合い、バーグマンが夫の名を叫び、『あなたなしの生活なんてできないわ!」と叫び、夫婦の離婚危機は解消されました。ロッセリーニは、自己の私生活も改善したかったので、イタリアリアリズムの巨匠監督の作品とは思えない突然の夫婦の和解に、映画の結末を設定したのでしょう。
でも、実際は夫婦の情況は非常に厳しく、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマン夫妻は、この映画完成後4年後、映画のように関係修復できず、お互い離婚してしまいました。
だから、この映画は私にとって、イタリア観光旅行というより中年夫婦関係の修復に、とても参考になる恋愛劇でした。
この映画にもナポリやカプリ島が出てきますので、私は南イタリア旅行観光にあたって、予備知識習得の意味で、超久しぶりのDVD鑑賞しています。
この映画は、イギリスに住む裕福な夫婦が、夫の伯父の遺産であるイタリア・ナポリにある別荘を売却処分する為、イタリアを訪れた時、お互いの不満が爆発した夫婦の危機を描いた恋愛劇です。主演のイングリッド・バーグマンは、この映画のロベルト・ロッセリーニ監督と結婚して3年目でした。でも、お互いの関係が悪くなってしまい、ロッセリーニが映画撮影を通じてイングリッド・バーグマンとの夫婦関係を良くする為、この映画を製作したと噂されています。
ロッセリーニも関与したこの映画の脚本には、ロッセリーニ自身が妻のバーグマンから日頃から言われたことを、そのまま台詞にしたと思われる言葉があります。バーグマンが映画で語っているとても興味深い言葉を、以下に引用・掲載します。
『あの人はうぬぼれ過ぎて、傲慢だわ!』
『何でも知ってるふりをして、憎らしい!』
でも、車の中で離婚話をしている二人は、ナポリでの祭礼の群集に巻き込まれた時、お互いの愛情を改めて感じ合い、バーグマンが夫の名を叫び、『あなたなしの生活なんてできないわ!」と叫び、夫婦の離婚危機は解消されました。ロッセリーニは、自己の私生活も改善したかったので、イタリアリアリズムの巨匠監督の作品とは思えない突然の夫婦の和解に、映画の結末を設定したのでしょう。
でも、実際は夫婦の情況は非常に厳しく、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマン夫妻は、この映画完成後4年後、映画のように関係修復できず、お互い離婚してしまいました。
だから、この映画は私にとって、イタリア観光旅行というより中年夫婦関係の修復に、とても参考になる恋愛劇でした。