天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『地獄の黙示録』に登場する『PLAYBOY』プレイメイトは平和の象徴で戦争とは対極存在と強く訴え

2010-12-06 22:19:51 | 日記
今日の日記は、雑誌『PLAYBOY』のプレイメイトを映画に登場させた『地獄の黙示録』(1979年製作 フランシス・フォード・コッポラ監督 マーロン・ブランド ロバート・デュヴァル マーティン・シーン主演)のことです。
昨日、映画『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』に出演した雑誌『PLAYBOY』プレイメイト出身の女優アンナ・ニコル・スミスを紹介しました。この紹介した映画の前にも、雑誌モデルのプレイメイトが登場した映画が、私が知っている限り3作品あります。その一つ目の映画が、この『地獄の黙示録』です。
この映画は、1960年代のアメリカがベトナムに政治介入し、自国の巨大な軍事力でベトナムのジャングルを殺慄の場とした、奢った人間の狂気を描いた戦争映画の名作です。その戦場のアメリカ兵の慰問の為に、PLAYBOY誌のグラビアモデル(プレイメイト)たちが、会社ロゴマークであるタキシードの蝶ネクタイをつけたウサギの横顔を図案化したラビットヘッドを機体にペイントした特製ヘリコプターに乗って訪問するとても有名なシーンが登場します。添付した写真は、そのプレイメイトがアメリカ兵士の前で腰を振りセクシーに踊るシーンです。
この場面は、とても強烈で印象的なシーンです。そして、フランシス・フォード・コッポラ監督は、1979年公開時カットしたシーンを再編集した2001年製作の特別完全版では、このプレイメイトを乗せたヘリコプターが台風で不時着した時のアメリカ軍・兵士とのやりとりをさらに追加補足しています。コッポラ監督は、このプレイメイトのエピソードで人間性を失った兵士の悲劇と慰みを強調したかったのでしょう。そして、雑誌『PLAYBOY』のプレイメイトは、平和の象徴であり戦争とは対極の存在であると、強く訴えたと私は思っています。
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