田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私の生涯学習

2017-10-19 18:28:20 | その他
 自分がふだんやっていることを振り返る機会などそう多くはない。そんな中、ある原稿依頼があり、自分のやっていることを振り返る機会があった。このほど私が綴った文章が機関紙に掲載されたので、私の記録としてここに転写しておくことにした。

 少し前のことであるが、北海道生涯学習協会から同協会が発行する機関紙「ほっかいどう生涯学習」「私の生涯学習」というテーマで寄稿してほしい、という依頼があった。
 私としては、自分のやっていることを振り返る良い機会ととらえ承諾し、原稿を書いて送り届けた。このほど9月30日付で発行されたので、その文章を私の記録としてここに転写することにした。

               
                    


      私の生涯学習

  道民カレッジ連携講座の受講を終えた後、私の中では「学んだことをどうまとめようか?」という思いが私を支配します。というのも、私の中では受講することができた貴重なお話を、私なりの解釈で、私なりの感想を綴ることによって、できるだけお話を記憶に留めたいという思いがあるからです。
 そして私は、そのことをブログという形で発信しているところに、私の学びの一つの特徴があるかな、と思っています。
 ブログの内容は連携講座の受講感想だけではありません。登山、フットパスウォーク、ステージ鑑賞、スポーツ観戦、映画鑑賞、旅、あるいはボランティアなど私が体験するあらゆる分野に及んでいます。
 私は現職時代を道内の地方で過ごし、退職と同時に札幌へ転居したのですが、退職後4年半ほどは、第二の職場での仕事もしながら、少しずつ講演会を聴いたり、フットパスウォークに汗したりする程度でした。
 私が本格的なさまざまな分野の学習や体験、鑑賞などに出かけるようになったのは全ての仕事からリタイアした65歳前後からです。
 それからは日中できるかぎり家にはいないように努めました。私が学習し、行動する際の基本は「何でも見てやろう!何でもやってみよう!」という思いです。そこに“バランス”というキーワードを添えて…。そうすることで、私は自らの頭と心と体がバランスよく鍛えられると思っているのです。
 私が現在関心を寄せていることは、生涯学習グループ「めだかの学校」に加わり活動していることです。このグループの特徴は、自ら学習課題を見出し、企画し、周りにも呼び掛けて道民カレッジの連携講座として運営しています。「共に学び合う」というコンセプトに私はとても共鳴しています。
 こうした積み重ねが、このほど「道民カレッジ奨励賞(1,000単位取得)」、「北海道大学生涯学習学友会アドバンスト・メンバー証」の受賞(受証)という形で一つの節目を迎えました。これはこれで一つの大きな喜びです。
 しかし、振り返ってみると、自分の身体を酷使しながら達成した登山やフットパスウォークにはより大きい喜びがあるようにも感じます。特に、冬期間に豊平川(河口~豊平峡ダム)、石狩川(河口~旭川市)の河畔をスノーシューで歩いた体験は私の中の奥底に強烈な記憶として刻み付けられました。
 これからも健康に留意しながら、“バランス”良く、いろいろな学びや体験を深めていきたいと考えています。ブログ「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」を伴走の友としながら…。