田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

レトロスペース・坂会館

2011-06-25 19:48:44 | 札幌(圏)探訪
 その存在は早くから知っていた。しかし、何となく近寄り難い存在だった。それは坂会館を紹介する方の文章に何かいわくありげなものを感ずるからだった。今回訪れてみてその理由(わけ)が少し分かったような気がした。

 一人ではなかなか近付けなかった「レトロスペース・坂会館」だが、今回「オヤジの仲間づくり21の会」の例会企画としてM氏が紹介してくれたことによって今回初めて訪れることができた。

        
        「レトロスペース・坂会館」の入口です。

 レトロスペース・坂会館は交通量の多い北5条手稲通り(旧国道5号線)に面している。坂栄養食品(坂ビスケットで有名)の建物に隣接して坂会館がある。
 通りの横についている入口から中に入ると、びっしりと展示物が陳列されていた。

        
     ※ 陳列品のほんの一例。このように所狭しといろんな品が並べられています。

 陳列されている品々は「昭和」がキーワードのようであった。
 我々世代にはちょっと懐かしい品々が所狭しと、そしてある意味脈絡なく(と言ったらオーナーのお叱りを受けそうだが…)並べられていた。
 どんな物があったのかも思い出せないくらい、昭和のありとあらゆるものがそこにはあった、という感じである。

        
        ※ 昭和世代には懐かしい雑誌「平凡」です。

 そうした中で、一つ特徴的だったのが一般の資料館などではけっして並ぶことがないであろうエロティックな品物もたくさん展示されていたことだ。
 さすがに写真に撮るのははばかれたが、ウェブ上を繰っているとそのことに関連したブログを発見したので、そちらの方で詳しく見ていただくことにする。(こちらをクリックください。 ⇒  

 それほど広くはないスペースに陳列されている品々の点数はいったいどれくらいだろうか?じっくりと見学するとしたら半日くらいは必要なのでは、と思ってしまう。
 そして中には時間が経つにつれて骨董的価値が付いてくるようなものも散見された。

 昭和を懐かしみたいと思う人はぜひ訪れてみたい施設である。見学料は無料。なお、土日・祭日は休館ということである。