ショートフィルムとは?「札幌国際短編映画祭」が今年5年目を迎えたようであるが、なかなか近寄り難かった。この度、豊平館で上映会があり初めてショートフィルムを体験した。
豊平館が開館130周年を記念して「豊平館をARTする。」と題してさまざまな催しを展開している。
その催しの一つとして11月18日(木)夕刻に「オータムシアター ~短編映画の上映~」が開催され、参加してきた。
ショートフィルムが近寄り難かったというのは、ショートフィルムという響きが実験的な匂いを漂わせ、マニアックな人たちの集まりではないのかという思いが強かったのだ。
今回は札幌市の広報でも告知があったので、いわゆる一般人への案内と受け取ったのだ。
案の定、参加者の半分くらいは私のような年代の人たちだった。
上映会では長短5本のフィルムが上映された。上映されたフィルムは、( )内は監督名。
◆『FACE TRIP』(大野祐輝)
◆『KUROMAME HAPPY LAND』(Qwifilm)
◆『リアの島』(芳井勇気)
◆『相思華』(庄司 樹)
◆『Mr.バブルガム』(片岡 翔)
※ 自らの作品について語る芳井勇気さんです。
全てのフィルムを一挙に上映したが、見終えた感想は「う~ん?」というのが正直な感想か…。
やはりショートフィルムは思っていたとおり実験的要素や雰囲気が濃厚だと感じた。
私のような一般人には何がねらいなのかよく理解できないフィルムもあった。
特に短いフィルムではそれが顕著だったような気がする。
中には『リアの島』のようにストーリーもしっかりしていて、ある程度の長さもあり(30数分)、将来劇場用映画監督を目ざしていることをうかがわせる作品もあった。
結論として、私にとってショートフィルムとは縁遠い世界のことということになりそうだ。私にはビデオを撮影したり、動画を投稿する趣味もない。
私にとって「映画とはエンターテイメント」であると刷り込まれているようだ。