田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 45 チャンドニー華麗バー

2010-11-28 15:45:12 | 札幌Cafe紀行
 いや、いや、いや、いや~、凄まじいばかりの店内装飾である。きらびやかに飾り立てられた中でビーフカレーを頬張ってきた。

 しばらく休んでいたCafe紀行であるが、STVの「どさんこワイド」を見ていて俄然私の好奇心が疼いた。テレビの中の木村洋二アナがあり得ないような光景の中に座っていた。
 その光景は、壁面といい、天井といいいろんな装飾品で溢れかえっているのだ。
 「これは行かねば!」私の心が疼いた。

        
      ※ チャンドニー華麗バーのエントランスです。窓から店内が窺えます。

 放送のあった翌日、私は地下鉄で麻生に向かった。
 麻生駅3番出口から左方向へ約100m、目ざす「チャンドニー華麗バー」はあった。
 外からも窓を通して店内がうかがえる。人によっては入店するのにちょっと勇気が必要かもしれないといった雰囲気だが、私は迷わず一気に入店した。

        
        ※ 私が座ったテーブルから入口方向を見たところです。

 店内に入るとテレビで見たのと同じきらびやかな光景が広がっていた。
 エスニックな装飾品、色とりどりの電飾、かと思うと「冬のソナタ」のポスターと、そこは国籍不明の不思議なワールドが広がっていた。

        
        ※ 表の道路の面したカウンター席です。

 店名の「チャンドニー」の意味をオーナーに聞くと、ヒンドゥー語で「月光」という意味だそうだ。どおりでなんとなくインドっぽい装飾品が目立つ。テレビの中で木村アナが「インドへ行って買ってきたのか」と問われたオーナーは「いや、札幌市内の店で購入したものです」と答えた。けっこう面白いものが札幌市内で手に入るものだ。

        
        ※ インドっぽい装飾品があったと思うと…。

                  ↓

        
        ※ 「冬ソナ」のポスターが…。そして床までが装飾のスペースに!

 さてオーダーである。メニューに次のような惹句が目に入った。
「当店のカレーは玉葱をじっくりと炒め、新鮮な果実と良質な牛肉をふんだんに利用し、ブイヨンでコトコト長時間かけて煮込んだ、深いコクのあるスパイシーなインド風ビーフカレーです。是非御賞味下さい。」
という記述に惹かれてビーフカレー(630円)をオーダーした。

        
        ※ 店自慢のカレーは十分に美味しいものでした。

 店自慢の惹句に嘘はなかった。丁寧に煮込み、少し酸味の利いたルーはコクがありかなりの美味しさだった。リーズナブルの料金設定でこれ以上望むのは無理であろう。
 食後のブレンドコーヒーも280円と良心的な価格設定だった。

        
        ※ 人の良さそうなオーナーは黙々と接客をしていました。        

 店内の凄まじい装飾に注目が集まりがちの店だが、提供される飲食物も十分レベルを保ったものでした。

【チャンドニー華麗バー データ】
札幌市北区麻生町5丁目4-11
電  話 011-726-2586
営業時間 10:00~24:00
定休日  なし
座  席 約40席
駐車場  無
入店日  ‘10/11/25