田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ウェンガーナイフ ミレニアムモデル

2010-11-23 20:48:21 | その他
 スイスアーミーナイフというと、「ビクトリアノクス」と「ウェンガー」の2社があった。私はちょっとしたきっかけからウェンガーの2000年ミレニアムモデルを入手し、現在それを所蔵している。
 
 このブログの趣旨とはちょっと外れるが、最近ブログの話題も枯渇気味なので、ブログを通じて知り合ったO氏からのリクエストにお応えして私が所持している表記モデルのことについてレポすることにする。

 リード文で「2社があった」と書いたが、調べたところウェンガー社は業績不振(?)から2006年にライバルのビクトリアノクス社に買収され、ブランド名は残っているものの会社そのものは消滅してしまっているらしい。

 そのウェンガー社が2000年限定モデルを発売した際、私はたまたまスイスのチューリッヒ空港に立ち寄り空港内の免税店(?)で入手できたのだ。
 立ち寄ったと記したのは、私は2000年1月1日にある雑誌社からギリシャのアテネに招待され、トランジットでチューリッヒに降り立った際に運良く入手できたということなのだ。
 その経緯については私の2009年1月3日投稿のブログが詳しい。(こちらをクリックください 

        
        ※ これがウェンガーナイフのスイス「ミレニアム」リミテッドです。  

 さて、その2000年モデル「ミレニアム」リミテッドだが、普通のモデルとどこが違うかというと、まず外観がまったく違っている。普通のモデルは赤い彩色が施されているが(最近はいろいろカラーバリエーションが豊富なようだ)、記念モデルはメタル色である。しかも、2000という図案化された文字が刻まれている。
 そのことについてウェブ上で探したところ、格好の解説があった。そこには次のように説明されてあった。(解説のページはこちら 

        
        ※ こうしたケースに入って販売されていました。

 これはキリスト生誕ミレニアムの2000年を記念して作られた“リミテッド”モデル。特厚のヘビィなメタルを削って面取り加工をした重厚な“記念”ナイフです。
 「ミレニアムの2000年」を表現する、数字の「2」、アンモナイト(化石動物)、精密機械のパーツ、自社のロゴマークなどを、鋭く深い彫刻で入れた素晴らしいリミテッド品。メインブレード裏にシリアルNo.が証明として入っている。

        
    ※ 機能としてはそれほど多くはなく、八つの機能が付いたアーミーナイフです。

 シリアル№が入っていることなど知らなかったが、私のナイフを調べてみると、確かにメインブレードの裏に3206という数字が入っていた。
 果たして何個製造されたのだろうか? 私が調べたかぎりでは日本ではあまり出回っていないようだ。ウェブ上の解説によると、現在同じナイフが1本だけ売りに出されていて、定価39,900円で出回っているとのこと。
 私が購入したときは記憶にはないが日本円に換算して5~6,000円くらいでなかったかと記憶している。

 それほどナイフに執着する気持ちはないが、けっこうなお宝的価値があるようなので、しばらく持っていようかなと思っている。