コースのゴールにあたる藻南橋に立った時、「おいらん淵」の疑問が再び頭をもたげてきたのですが…。
藻南公園・川沿公園コース(コースマップはこちら⇒ 約4.4Km)の後半は「石山橋」を渡り、豊平川右岸を反対に戻ってきます。

※ 青いペンキが塗られているのが「石山橋」です。
国道230号線が走る石山橋を渡り豊平川右岸に出ますが、マップ上ではコースの直ぐ横に「石山北公園」があるように思いました。ところがこの辺りの右岸は河岸段丘のようになっていて、公園はコースから外れて階段をかなり上ったところにありました。
※ 河岸段丘の上にあった「石山北公園」です。
「石山北公園」は近隣公園に類別されており、芝生広場や野球場、サッカー場などを備え、遊具も適度に配置されていて、近隣住民が利用しやすい公園のように見受けました。

※ 地域の人たちが憩いやすく見えた「石山北公園」でした。
公園を離れると豊平川沿いに舗装された遊歩道が延びています。川面と河岸段丘の丘が近接しているため道幅が狭くなっているところがあり、夏季間はイタドリの葉が生い茂ってちょっと不気味な遊歩道になるのではなどと思いながら歩いていました。
そこへ常連さんらしい婦人が通りかかったので、そのことを問うたところ「そうでもありませんよ」という答えが返ってきました。
特に変わり映えのしない遊歩道を離れて、「札幌軟石の採石場跡」に立ち寄ることにしました。

※ 札幌軟石のテーブルなどを配した「採石場跡」です。
採石場跡は藻南公園の一部となっていて、説明板や軟石を運ぶ際に使われた貨車などが展示されていたり、軟石をモニュメント化したりときれいに整備されていました。

※ 当時使用された軟石を運ぶ貨車が展示されていました。
豊平川の両岸に広がる藻南公園を繋ぐように架かる「藻南橋」を私はゴールとしました。

※ コースのゴールとなった「藻南橋」です。
その橋を渡っているとき前編でも触れた「おいらん淵」を橋上から眺めてみました。
するとどうも身を投げるほどの高さがあるようには見えないのです。むしろ対岸の方が見上げるように崖がそびえていて、そこから身を投げるとひとたまりもないように見えました。
私はもう一度「おいらん淵」に寄ってみることにしました。そこへ地元のような方が通りかかったので、その疑問をぶつけてみました。するとその方は「私たちはこちらが“おいらん淵”だと聞いています」ということでした。

※ こちらが本来の「おいらん淵」です。

※ 対岸には「おいらん淵」よりはるかに高い崖が聳えていました。
私の疑問は邪推に過ぎなかったのかも知れません。
当時と現在では地形もずいぶん違っているのでしょう。また、「淵」ということですから崖の高さより、川がえぐられて深くなったところを指すのですから、身を投げると助からないほど川底が深かったということなのでしょう。
秋も深まった一日、豊平川の上流河岸を歩くコースでしたが、心地良い夏の日にスポーツに興じる市民の姿を眺めながらのウォーキングを楽しんでみたいと思った藻南公園・川沿公園コースでした。
《ウォーク実施日 ‘09/11/8》
藻南公園・川沿公園コース(コースマップはこちら⇒ 約4.4Km)の後半は「石山橋」を渡り、豊平川右岸を反対に戻ってきます。

※ 青いペンキが塗られているのが「石山橋」です。
国道230号線が走る石山橋を渡り豊平川右岸に出ますが、マップ上ではコースの直ぐ横に「石山北公園」があるように思いました。ところがこの辺りの右岸は河岸段丘のようになっていて、公園はコースから外れて階段をかなり上ったところにありました。

※ 河岸段丘の上にあった「石山北公園」です。
「石山北公園」は近隣公園に類別されており、芝生広場や野球場、サッカー場などを備え、遊具も適度に配置されていて、近隣住民が利用しやすい公園のように見受けました。

※ 地域の人たちが憩いやすく見えた「石山北公園」でした。
公園を離れると豊平川沿いに舗装された遊歩道が延びています。川面と河岸段丘の丘が近接しているため道幅が狭くなっているところがあり、夏季間はイタドリの葉が生い茂ってちょっと不気味な遊歩道になるのではなどと思いながら歩いていました。
そこへ常連さんらしい婦人が通りかかったので、そのことを問うたところ「そうでもありませんよ」という答えが返ってきました。
特に変わり映えのしない遊歩道を離れて、「札幌軟石の採石場跡」に立ち寄ることにしました。

※ 札幌軟石のテーブルなどを配した「採石場跡」です。
採石場跡は藻南公園の一部となっていて、説明板や軟石を運ぶ際に使われた貨車などが展示されていたり、軟石をモニュメント化したりときれいに整備されていました。

※ 当時使用された軟石を運ぶ貨車が展示されていました。
豊平川の両岸に広がる藻南公園を繋ぐように架かる「藻南橋」を私はゴールとしました。

※ コースのゴールとなった「藻南橋」です。
その橋を渡っているとき前編でも触れた「おいらん淵」を橋上から眺めてみました。
するとどうも身を投げるほどの高さがあるようには見えないのです。むしろ対岸の方が見上げるように崖がそびえていて、そこから身を投げるとひとたまりもないように見えました。
私はもう一度「おいらん淵」に寄ってみることにしました。そこへ地元のような方が通りかかったので、その疑問をぶつけてみました。するとその方は「私たちはこちらが“おいらん淵”だと聞いています」ということでした。

※ こちらが本来の「おいらん淵」です。

※ 対岸には「おいらん淵」よりはるかに高い崖が聳えていました。
私の疑問は邪推に過ぎなかったのかも知れません。
当時と現在では地形もずいぶん違っているのでしょう。また、「淵」ということですから崖の高さより、川がえぐられて深くなったところを指すのですから、身を投げると助からないほど川底が深かったということなのでしょう。
秋も深まった一日、豊平川の上流河岸を歩くコースでしたが、心地良い夏の日にスポーツに興じる市民の姿を眺めながらのウォーキングを楽しんでみたいと思った藻南公園・川沿公園コースでした。
《ウォーク実施日 ‘09/11/8》