「病気とともに生きる」という養老孟司氏の講演の話題の後がこの話題とはなんとも皮肉である。私は点滴室の天井を見ながら、「天地人」の与六のセリフを思い浮かべていた…。
一昨日の夕方から体調が絶不調でした。
今日、勤務も休みをいただき、大嫌いだった病院に行ってみることにしました。
医者は大して深刻そうな表情を見せることもなく「点滴をしましょう」ということになり、点滴室に案内されました。
※ 点滴を受けながら撮った2枚の写真です。無機質な天井
が思いをいろいろ巡らせます。
普段、病気などにはとんと縁のない生活を送っている自分としてはベットに仰向けにされ、無機質の天井を見ながら過ごす1時間強の時間はいろいろな思いを巡らす時間でもありました。
各部の器官が経年とともにそれなりに劣化してきているのでは、と感じたり…。
点滴という治療法が今やちょっとしたことにでも採用されるほど一般的になったのだなぁ、と思ったり…。(私にとっては初めての経験でした)
※ ベットに横たわったところから点滴袋を撮りました。
それにしても、昨日の養老氏の言葉を借りれば、身体が痛みを伴いながら危険信号を意識に発信したのを受けて、意識が「病院へ行かなければ」と決断した図だったのかもしれません。
と言いながら、こんなことをブログの話題にするということはすでに体調が回復傾向にあるというなによりの証拠です。
ワシはこんなとこ二度と来とうない!と思った今日の出来事でした。