ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

神奈川県箱根町の仙石原にある箱根湿性花園では、クリンソウなどが咲いています

2013年05月17日 | 旅行
 神奈川県足柄下郡箱根町の仙石原にある箱根町立箱根湿性花園は、湿原などに育つ野草などを育てている植物園です。

 ミズバショウ(水芭蕉)がちょうど咲き終わったことで、春から初夏への移ろいが感じられるころです。

 ニホンサクラソウ(日本桜草)がやその仲間のクリンソウ(九輪草)の花が湿地の中で咲いています。春を示すニホンサクラソウです。サクラソウの仲間で、日本で一番大きい種類のクリンソウも花を咲かせています。毎年5月に咲くそうです。



 カキツバタの花がちょうど、見ごろです。

 箱根湿性花園は育成しているので、カキツバタの花を簡単に見ることができますが、自然のカキツバタは最近はかなり減っていて、観察することは難しくなっています。



 アヤメ科の仲間のヒオウギアヤメの花も、点々と咲いています。



 箱根湿性花園の中は、小川が流れ、池なども多数設けて、湿地を形成しています。

 その小川や池の岸辺の水の中に、水生植物のアサザの花が咲いています。



 アサザは絶滅危惧水生植物です。

 その名前からも“骨太”の感じがするコウホネの花があちこちに咲いています。



 春から秋まで開園される箱根湿性花園では、訪れる季節ごとに、その季節の野草の花を観察できます。夏になれば、あちこちに多数咲くニッコウキスゲ(正確にはゼンテイカ)の花を楽しめます。