ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県安曇野市の烏川渓谷緑地で、あこがれのオオルリに出会いました

2013年05月12日 | 旅行
 長野県安曇野市の西側山麓に広がる烏川渓谷緑地(からすがわけいこくりょくち)は、日本の渓谷の自然美を感じる長野県立公園です。北アルプスの名峰の常念岳と蝶ヶ岳を源とする烏川の渓谷美に圧倒されます。

 烏川の渓谷沿いに設けられた烏川渓谷緑地は、ある方から「野鳥観察のメッカで、オオルリが割と簡単に観察できる」と伺って、見に行ってきました。

 あいにくの小雨で薄い霧がかかり、遠くに見えるはずの蝶ヶ岳(標高2664メートル)の山頂を見ることができませんでした。雨に少し濡れた、新緑に包まれた渓流の美しさを堪能しました。



 渓谷に勢いよく流れ込む支流も清流です。



 渓流沿いに人工的に支流が“ビオトープ”としてつくられ、野鳥などの自然観察がしやすい小道が設けられています。その小道を行くと、すぐにオオルリに遭遇しました。

 この近くでは、合計3羽のオオルリに出会いました。夢のようです。





 5月上旬は、オオルリが夏鳥として日本に渡ってきて、姿を見せるころなので、野鳥観察愛好家の方々は、オオルリを探してあちこちに行くそうです。

 近くでオオルリを撮影していた地元の野鳥観察愛好家の方によると「今日は天気が良くないので、オオルリ目当ての野鳥観察愛好家が押しかけていない」とのことでした。天気がいい土日は、駐車場に車を駐めるのが大変なのだそうです。

 そのビオトープの近くにある人工の池に、キセキレイが1羽いました。



 キセキレイは、自分の縄張りを主張して、少し高い所で美しい声で鳴くのですが、この時はエサ探しで忙しそうでした。

 小道の斜面には、ヒトリシズカの花が咲いています。



 実は、烏川渓谷緑地では、夏鳥のキビタキもお目当ての野鳥でした。山麓の深いスギ林ではすぐにキビタキに会えたのですが、薮の奥にいて、なかなか姿をはっきりとは見せてくれませんでした。人間を警戒して、すぐ近くには寄ってきませんでした。これも自然なことです。

 シジュウカラやヒガラも多数いたのですが、背の高い木の上部の枝を行き来して、あまり見やすい所には出てきませんでした。これも自然なことです。