ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県富岡市の丘にある宮崎公園では、華やかなツツジの花が満開です

2013年05月10日 | 旅行
 群馬県富岡市宮崎の小高い丘の斜面に設けられた宮崎公園は、ツツジの名所です。

 宮崎公園のルーツは、明治20年(1879年)に宮崎の富豪だった鈴木城作さんが、庭師の“庭鶴”に依頼して、主にツツジとモミジを中心に、各種の木々を植樹し、巨石を配置して、現在の庭園の基礎を築いたといわれています。

 現在は宮崎公園は富岡市に所有・管理が移管され、総面積1万674平方メートルの斜面にある市民の公園になっています。

 園内には「しののめ堂」と呼ばれる六角堂があり、その周囲のツツジの花が満開です。



 いっせいに咲いたツツジの花は、色彩の塊としての存在感に圧倒されます。







 宮崎公園の一部に、シャガ(射干)の花が一面に咲いている所があります。



 シャガはアヤメ科アヤメ属の多年草で、木陰などに群生します。

 宮崎公園は小高い丘に設けられているので、その頂上に見晴台があります。地元の方が南側の眼下に広がる富岡市の街並みを見ています。

 その近くに、現在残されている民家の中では我が国で最古のものとみられる茂木家住宅が保存されています。戦国時代の大永7年(1527年)に建てられたといわれています。公園を彩る文化財です。