ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原では、アオジなどの野鳥がさえずっています

2013年05月23日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、5月下旬に入って木々の若葉が芽吹き、森や草原などでは野鳥の鳴き声が響き渡っています。

 明け方から、ミソサザイやカッコウ、ホトトギスなどが鳴き始めます。ただし、これらの野鳥は森の奥にいて姿はほとんどみることができません。

 佐久荒船高原の西側にそびえている北八ヶ岳連山を望める見晴台に行きました。この日の朝は快晴で、北八ヶ岳連山がよくみえます。



 この見晴台付近で、オオルリの声が聞こえます。上から聞こえるので、辺りの崖を探すと、オオルリのオスの白いお腹が木の梢の間からみえました。





 100メートルほど離れた崖の中程の木に留まっているオオルリです。残念ながら遠目にしかみえません。手前に木に枝があり、全身はみえません。

 キジがよく出没する草原の端に移動しました。すると、ホオジロの仲間のアオジがすぐ側でよく鳴いています。このアオジは電線の上に留まっています。本当は木の枝に留まる機会を待ったのですが、このアオジはいずれ森の奥に消えました(仕方が無いので不本意ですが、電線に留まったアオジの姿をご紹介します)。





 真横からの朝日に照らされ、この写真以上にアオジのお腹の黄色い羽根が美しくみえました。電線に留まって、縄張りを主張していたと思います。

 少し移動し、あこがれのキビタキなどの出現を待っていると、猛禽類が1羽、舞い降りて来ました。この猛禽類の種類は分かりません。鋭い目つきで辺りを見渡しています。





 Webサイトで調べたところでは、チュウヒという猛禽類ではないかと推定しています(後日、ノスリだとのご教授をいただきました)。その内に、飛び去りました。

 猛禽類が出現する環境であることから、佐久荒船高原は小動物や野鳥などのエサが豊富になっているようです。一見、平和にみえる森陰では、熾烈な弱肉強食の世界があるようです。これも自然の営みです。