ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の大久保農耕地では田植えが始まり、ダイサギなどが集まっています

2013年05月04日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区下大久保の荒川沿いに広がっている通称“大久保農耕地”と呼ばれる田圃(たんぼ)では、田植えが始まっています。

 荒川河畔にある広大な荒川総合運動公園の荒川上流側に当たる北北西側の大久保農耕地では4月末から田圃の田起こしが始まり、水を引き入れ始めました。5月連休初めには、見た目で田圃の70パーセントから80パーセントぐらいに水が入れられ、その半分ぐらいは田植えが終わっています。 



 水が引き入れられて田植えの準備が進む田圃では、通称“シラサギ”と呼ばれるコサギやダイサギなどが水が張られた田圃に点々と互いに距離を保ってエサを探しています。



 水が張られた田圃に、姿が白い水鳥であるダイサギ(右側)が1羽、舞い降り、アオサギ(左側)に近づきます。



 まだ幼鳥のアオサギは近づいてきたダイサギを警戒している様子です。この後、アオサギは飛び立って逃げます。残って、その場所を独占したダイサギはエサを探し続けています。



 ダイサギに姿が白い点では見た目は似ていますが、相対的に姿がかなり小柄で、首が短い白い水鳥のコサギも田圃でエサを探しています。



 このコサギを、一般の方は「シラサギ」と呼んでいます。

 ダイサギ亜種(?)ではと思われる水鳥が1羽います。目元が繁殖期の婚姻色の青色になっています(遠くから撮影しているので、分かりにくいのですが)。



 大久保農耕地では、荒川河岸の昔ながらの青々とした田圃風景が残っています。上空ではヒバリがさえずっています。「瑞穂の国」の面影が残る広大な農耕地です。