今朝の新聞を見て、あの大鵬元横綱の逝去を知りました。数年前に脳梗塞で体が不自由になられていたのですが、この訃報は驚
きです。私の青年時代、昭和40年代の大相撲は大鵬と柏戸の時代で大相撲は随分と盛り上がっていました。大鵬32回の優勝記録は
まだ破られていません。
柏鵬時代の前、昭和30年代は若乃花(初代)と栃錦が横綱で栃若時代とフアンを二分していました。画像の色紙の手形は初
代若乃花の手形です。この手形を私に下さったのは寺の直ぐ下に居られた私より4才年上のT.Sさんです。Tさんは広島県の高
校に進まれ相撲部で活躍されました。大学は東京の日大相撲部に入られ学生相撲でも活躍されました。大学の近くに若乃花の花籠
部屋があり時々練習に行っていたのだそうです。そう云う関係で花籠部屋の力士の手形を押した色紙を何枚か持って居られ、その
一枚を下さったのでした。それも横綱若乃花のを、
そのT.Sさんが昨12月8日に居住地福山市で逝去されたのです。生前からのご要望もあってTさんの葬儀にお参りさせてい
ただきました。少年時代にいつも可愛がって下さったTさん、そのTさんのご遺骨は万福寺の納骨所「四恩堂」に昨日、満中陰法
要後に納骨されました。
50数年も前にいただいた横綱若乃花の色紙が数日前に探し出て来たものの、深い哀惜に沈むものがあります。横綱大鵬関
の訃報も合わせて・・・・・。