万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

寒あやめが咲く

2014年02月05日 | Weblog
                    

 昨日2月4日は立春、数日寒さがゆるんで過ごし易くなっていたのですが予報通り寒気が戻って来たようです。

10時から定例の総代会を開催し、平成25年の諸会計報告、行事報告、本年の諸事業について審議していただきました。

 総代会が散会して庭を見ると、庭石のもとに植えている「寒あやめ」が一輪咲いているのが見えました。寒に咲く花は概して背

丈は低くがっしりしています。これは冬の荒風に耐えるためなのでしょう。しかし花はその割からすると大きくて立派です。色合

いも初夏に咲くアヤメとも遜色ありません。

 私が「寒あやめ」を知ったのは20年位も前に広島県廿日市に居る叔母がご法事にお参りに来た時にお供えして下さいと一輪到

来したので知ったことでした。2月の始め頃のことでした。こんなにも寒い最中に咲く「あやめ」のあることに驚いたことでし

た。その後、今から4、5年前にご門徒の木村恵留子さんが4、5株もお持ち下さった「寒あやめ」がこの花なのです。ホッと心

に暖気を与えてくれる花です。

 それはそうとしてこの「寒あやめ」はあやめ科に属している植物ではありましょうが、私の手持ちの図鑑、事典、国語事典には

全く記されていないのです。新しく交配された園芸品種とも思えないのですが・・・・。ご存知の方はお教え下さい。


早速に「通りすがりの方」からコメントをいただきました。このHPを見てみたら、と教えて下さいました。有難うございます。ネットの世界は目には見えない絆の広がりを感じます。時に、漆黒の闇に石を投げるような全く反応のなさを感じることもありますが・・・・・。
 そのHPを開いて見て「寒あやめ」は「寒咲き菖蒲」とも呼ばれていることを知りました。原生は地中海沿岸地域のようで外来種のようです。到来したのはそんなに古くはないのでしょう。日本の図鑑や事典にみられませんから、
 ともかく「寒あやめ」のことが明るみになって嬉しく思います。「通りすがりの方」有難うございました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする